「スマホ転職活動での注意点」
ここ最近、転職サイト運営会社では当然ながら
多くの会社がスマートフォンに対応したサービスを手がけていますね。
「スマホで転職活動」
というのは30代半ば以降の人たちには
隔世の感があるかも知れませんね。
求人検索はもちろん
求人案件の保存やレジュメの登録、応募やメッセージのやり取りまで
ほとんどの事がスマートフォンで完結できてしまうようですね。
全てスマートフォンで完結しないまでも
実際に人材紹介コンサルタントとして
キャンディデートの方々とやり取りをしていますと
スマートフォンが転職活動において大いに活用されている事を感じます。
面接案内などのメール確認もスマートフォンでされている方が多いです。
勤務時間中に会社のパソコンで確認するわけにはいきませんしね。
また、面接に行く際にも地図をわざわざ印刷しなくても
スマートフォンで確認ができますね。
本当に便利な世の中になったものです。
このように転職サイトだけでなく
人材紹介会社を利用している方でも
多くの方がスマートフォンを活用されているのが現状です。
特に20代の若い方は
子供時代からネット環境やネット端末に慣れていますから
仕事でもプライベートでも上手に活用している方が多いと思います。
しかし、ここに一つ注意すべき事があると思います。
自分がスマートフォンを使っての生活が当り前だからと言って
関わる人たち全員がそうではないという点です。
最近、時々気になる事は
面接や面談の15分前、30分前といった直前に
リスケやキャンセルと言った緊急且つ重要な連絡を
メールだけで知らせてこられるケースです。
全てのビジネスパーソンが
会社のメールをリアルタイムに見れる環境であるとは限りませんよね。
商談中や会議中などで、メールを確認できないケースも考えられます。
そのような場合
メールだけで直前リスケや直前キャンセルの連絡をする事は
マナー違反だと思うのです。
その会社に電話をすれば
当事者が不在でも社内の誰かが対応してくださいます。
相手がメールを見れる環境にいるのかどうかも確認できます。
メールを確認するまでのタイムロスも無くなるので
急なリスケやキャンセルに素早く対応する事もできます。
人材紹介コンサルタントとキャンディデートとの面談であれば
ダイレクトなやり取りなのでまだいいのですが
企業との面接キャンセルをエージェントを通じて行う場合は非常に問題です。
人材コンサルタントが面接スタート時間までに
キャンセル連絡のメールを確認できない時もあります。
その場合は、連絡が無いままキャンセルという状態になってしまうからです。
スマートフォンが普及して便利になった事は
ビジネスをする上でプラスになったことが多いでしょう。
ただ一方で、それ以外のコミュニケーション手段の必要性も
しっかり認識した上で使って行かなければいけないと感じます。
ビジネス常識がある方には、今更言う話でもないですね。
済みません。
しかし、あと数年先には
このような心配や配慮も全く必要ない「スマートフォン時代」になるのでしょうね。
「そのとき
どう動く」 みつを
合掌。