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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「社長から思いっきりビンタされた」

「社長から思いっきりビンタされた」

昔、ある校長先生から

下記のようなお話をお伺いした事があります。

「教師というのは社会人として成長していく上では実に難しい仕事なんです。

一般企業に入ると上司や先輩にしごかれ、お客様からも怒られたりしながら

 社会人として成長する機会がたくさんあるものですよね。

 しかし、教師というのは学校を出たばかりの新人でもいきなり「先生」なんです。

 そして、周りは自分より未熟な子供たちばかりです。

 つまり、いきなりお山の大将ですから、自分の未熟さを叱ってくれる存在がいません。

 そんな環境で自分を成長させるためには、相当自分に厳しくなければなりません。

 それが実に難しい事なんです。」

このお話をお伺いして、なるほどと思いました。

私は大変な不良社員でしたので
新人時代に上司や先輩に怒られた事は数え切れません。

毎日、怒られたり詰められたり、懲戒処分になったりですね。

ついには、「こいつはあまりに素行が悪い!!」 という事で

社長に飲みに連れていかれて

思いっきりビンタされました。(笑)

中には

「納得がいかない!!」とか

「理不尽じゃないか!!」

と思った事もあります。

しかし、そのように関与してくれる上司や先輩の存在があったおかげで

知らず知らずの内に成長の機会を与えていただいたのだと感謝しています。

学生時代に厳しい運動部に所属して

顧問の先生や先輩から

時には理不尽だと思う「しごき」や「指導」を受けた経験を

「あの時の経験がその後の人生の糧になりました!!」

と、おっしゃる方も多いですよね。

誰でも怒られたり、しごかれたりしたいとは思いません。

でも、どんな失敗も優しく笑って許してくれる上司が良いとも言えません。

若い内には、ある程度「打たれる」経験が大切だと思います。

先ほどの校長先生のお話のように

我々は当り前のように成長の機会を得ているのですから

学校の先生に比べると

大変有り難い環境にいると考えられます。

特に、人材紹介コンサルタントの仕事は

クライアント(求人企業様)ともキャンディデート(候補者様)とも

全てダイレクトにやり取りする仕事です。

従って、間違いや失敗もダイレクトに自分に降りかかってきます。

逃げ場がないだけに

この仕事で経験できる事は大変貴重だと思います。

この事は、人を育てるマネジメントという側面から考えても

大変重要な事だと思います。

「七転八倒
 つまづいたり
 ころんだり
 するほうが
 自然なんだな
 人間だもの」                           みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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