「肝心なタイミングで決断できていますか？」

人材紹介コンサルタントの皆さんは

日々痛感している事と思いますが

「物事というのは、時間がかかったり長引いたりすると良い事はない」

というのが通例ですね。

・書類選考や面接後の合否連絡が遅い。

・フィードバックが遅い。

・面接日程の調整が長引く。

採用選考の場面で上記のような状況になった場合は

ほとんど良い結果になりません。

これは、どうしてもご縁が無くて仕方ない場合もあります。

しかし、双方（採用企業と応募者）の姿勢・心構えや努力不足によって

そうなる場合もあります。

この場合は、双方がしっかり改善すれば回避できて

良い結果につながります。

従って、我々、人材紹介コンサルタントも

クライアントとキャンディデートに対して

しっかり対応するようにアドバイスしないといけません。

選考過程でお互いに良い印象を持ったとしても

時間が空けばその好印象も薄らぎます。

その間に、他の求人企業や他の応募者など

別の選択肢が浮上すると

ガラっと流れが変わってしまう事が頻繁にありますよね。

ですから、タイミングというものは大変重要です。

「そのとき　どう動く」　　
　　　

という、相田みつを先生の言葉があります。

「タイミングを見極めて、どのようなアクションを起こすのか？」

という事は採用企業にとっても、応募者にとっても

その先の運命を決めるポイントです。

それまでは通常運転をしていても

「この人は必ず採用したい！！」

「この企業で絶対に内定を獲りたい！！」

という強い意志を持った場合は

アクセルを踏み込まないといけません。

それは、多少無理な対応を迫られても何とか対処せよという事です。

企業であれば

多忙な役員の面接をできるだけ早く調整する。

予定外でもすぐに他の社員に会わせてモチベーションを上げる。

応募者であれば

どんなに忙しくても、できるだけ早めに面接日程を調整する。

そういう特別対応がまさに

「アクセルを踏み込む」

という事です。

どんな時でもマイペースの通常運転をしていては

本当に採用したい人材や本当に入社したい企業を逃す事になります。

この特別対応ができるかできないかで

良いご縁を引き寄せられるかどうかが分かれてしまい

求人企業にとっても応募者にとっても大きな差がつくのです。

実は、この特別対応は、人生の肝心な要所要所で求められており

「そのとき　どう動く」のかによって

その先の人生が決まってしまうのです。

皆さんは、肝心なタイミングでの採用と転職の決断

そして、人生の決断

どちらも特別対応はできているでしょうか？

通常は無理だと思う事でも

ここぞという勝負時には何とかしないと切り拓けないのが人生です。

「考えてばかりいると
　日がくれちゃうよ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。