「採用とは想像力である」

「採用とは想像力である」

と言っても過言ではないと思います。

人材紹介コンサルタントの仕事も

突き詰めた先には「想像力」があります。

Ｗikipediaの解説が難しいのですが、的を射ているのでご紹介します。

想像力は「想像する能力」とも呼ばれ

心的な像、感覚や概念を

それらが視力、聴力または他の感覚を通して認められない時に作り出す能力である。

想像力は、経験に意味を

知識に理解を提供する助けとなり

人々が世界を理解する基本的な能力である。

そして、学習過程で鍵となる役割も演じる。

想像力のための基本的なトレーニングはストーリーの語り（物語）を聞く事で

選ばれた語の正確さが「世界の喚起」に基本的な要因である。

想像力は、我々が全てに出会うための能力である。

我々がさわり、見、聞くもの全ては

我々の想像力を通して「像」に結合する。

想像力は、共有世界の感覚認識に由来する諸要素から

心の内で部分的または全体的な個人の領域を生み出す

生来の能力・プロセスと認められる。

難しい表現ですが

「心的な像、感覚や概念を、それらが視力、聴力または他の感覚を通して認められないときに、

作り出す能力である。」

これは我々が採用や面談の場面で行っている

「アナログな判断や理解」と同じですね。

我々は応募者や求職者のこれまでの経験や職歴から感覚や概念を作り出しているのです。

「選ばれた語の正確さが『世界の喚起』に基本的な要因である。」

これは人材紹介コンサルタントが発信する言葉の意味を再認識させられます。

コンサルタントの選ぶ言葉が、いかに大切かと言うことですね。

「想像力のための基本的なトレーニングはストーリーの語り（物語）を聞くこと」

とありますが

これは正に日々の営業活動で

クライアントやキャンディデートからのヒアリングによって

人材コンサルタントが想像力をトレーニングしているのだと言えます。

「想像力」について調べると

実に多くのトピックスや研究が出てきます。

「想像力と人材紹介コンサルタント力」について考察してみると

面白い気づきがあるでしょう。

相手の方とお会いして話をお聞きしている内に

「あー、この人なら、あの会社がピッタリだ！！」

とピンと来る場面があると思います。

あの瞬間がまさに「想像力が具現化された時」ですね。

「うつくしいものを
　美しいと思える
　あなたの
　こころが
　うつくしい」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。