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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「貴方はスペシャリストか?ゼネラリストか?」

「貴方はスペシャリストか?ゼネラリストか?」

以前の日本では

ビジネスパーソンが自分のキャリア形成を考える際に

「スペシャリストかゼネラリストか?」

という二者択一的な考え方が根本にあったと思います。

しかし、最近は

スペシャリストとゼネラリストという垣根が不明確になってきたように感じます。

皆さんは、自分をスペシャリストだと思いますか?

ゼネラリストだと思いますか?

また、どちらを目指していますか?

人材紹介会社においては

「マネジメントだけに専念する管理職」

というポジションの大半は大手人材紹介会社だけに存在し

ほとんどの管理職求人の内容は「プレイングマネージャー」です。

自分個人の業績目標も追いかけながら

数人のメンバーの指導・育成にも携わるという忙しい役割です。

最近は、ブティック(専門特化)型の人材紹介会社も増えていて

業界や職種など特定領域に関する専門知識が重視されています。

従って、その意味では

専門性を持つスペシャリストでありながら

ゼネラリスト的なマネジメント能力も併せ持つ

「プレイングマネージャー」が一番強いビジネスパーソンと言えるかもしれません。

キャリアというものは

必ずしも自分が計画した通りに形成されるものではありません。

自分の強み・弱みや向き・不向きも

キャリアを重ねるごとに新しい発見があったり

変化する事も多いです。

そう考えると

変化の激しい最近のビジネス社会では

「スペシャリストかゼネラリストか?」という問題は

その人が自然に歩んできた結果として考える事もできます。

例えば、私のように

大手人材紹介会社で大組織のマネジメントしていた人間でも

小さな人材紹介会社に転職したり独立したりして

スペシャリスト(平社員社長)に逆戻りする人もいます。

*このような人は、今まさに急増中です。

また、同じ独立起業でも

多くの社員を雇用し組織を大きくして

再びゼネラリスト(マネジメント)として力を発揮する人もいます。

そのようなケースも併せて考えると

「スペシャリストかゼネラリストか?」

と言うよりも、その時の状況に合わせた

柔軟な役割行動力や知見を持っている事が

大変重要だと言えます。

個人的には、若い内はあまり頑固にならず

チャンスには迷わずチャレンジしてみる事をお勧めします。

もっと言えば

「自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ」 

の言葉通り、チャンスそのものを自分で創りましょう。

このような意識で日々過ごせば

自分の目指す姿は必ず自然と見えて来ます。

「柔軟心
 やわらかいあたま
 やわらかいこころ
 わか竹のような」                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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