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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「事務処理能力が低いのはダメコンサルタント?」

「事務処理能力が低いのはダメコンサルタント?」

「この人は仕事の能力が高い」という評価は

どういう能力やスキルを指しているでしょうか?

職種によっても様々でしょうが

ホワイトカラーと言われる職種において

汎用的に重要な能力の一つが

「事務処理能力」だと思います。

人材紹介コンサルタントの仕事に

初めてチャレンジした人の多くが

「思った以上にパソコンに向かう仕事が多いですね。」

という感想をもっています。

インターネットが普及して以降は

クライアントやキャンディデートとのやり取りも

電話以上にメールが主流になっています。

その他

求人票・面談記録・推薦状・報告書の作成など

パソコンに向かう仕事が想像以上に多いです。

そうなると当然

事務処理能力に長けている人の方が

仕事の生産性の高くなります。

事務処理時間を短縮し

本来、最重要である企業訪問や

キャンディデートとの面談などに

より多くの時間を割ける事は

大きなアドバンテージだからです。

また、事務処理におけるミスや不備を減らす確動性も

仕事を円滑に進める上で重要です。

営業など対外コミュニケーションを主とする仕事をしていると

「事務処理能力」に関して軽視しがちです。

しかし、人材紹介コンサルタントの仕事は

どんなベテランでも一定の事務処理に携わらなければなりません。

アシスタントをつけてくれる人材紹介会社もありますが

求人票や面談記録・推薦状作成などは仕事の肝でもあります。

従って、人材コンサルタント自身が

主体的に手を動かす必要があります。

事務処理のスペシャリストになる必要はありませんが

このような「事務処理能力」においても

スキルアップによる生産性向上が不可欠なのです。

今の時代は

人材コンサルタント以外の多くの仕事においても同様でしょうが

「事務処理能力の重要性」というものを

しっかり認識しておく必要がありますね。

仮に営業力が抜群でなくても

「事務処理能力の高さ」でリカバリーできる事も

あるのではないかと思います。

自慢話になってしまうかもしれませんが

昔の上司だった恐ろしい鬼マネージャーから

「よく見てるとさ
 武谷(たけや)は、めちゃくちゃ事務処理が速いよ。
 凄いスピードで即処理してるよ。
 そして、始業と同時に必ず電話に手が伸びてるか
 外出してる。
 みんなも真似した方がいいよ。」

と言われていました。

まさに、私は営業力で勝つタイプではなく

仕事全体の段取り力(準備・スピード・確動性)で勝つタイプでした。

トップコンサルタントに女性が多い理由は

仕事の段取り力に優れている

女性ならではの特性の現れかもしれません。

皆さんも自分の強みを発見し

大いに仕事に活かしてください。

山の頂に立つ方法は一つではありません。

「どんな雑草でも
 時期がくれば
 だまって
 自分の花を咲かせ
 自分の実をつける」                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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