ホーム > 社長ブログ > 「海外でトップコンサルタントになろう!!」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「海外でトップコンサルタントになろう!!」

「海外でトップコンサルタントになろう!!」

以前、数年に渡り中国で活躍されている

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)Aさんが

お越しになりました。

Aさん:「いつもブログを読んで元気をもらってます。

     これは中国の酒ですが、よろしければ飲んでください。

     55度もあるので気をつけて。」

私:「ありがとうございます。

   何か凄そうな酒ですが有難くいただきます。」

Aさん:「このまま中国で働くか日本に戻るか

     少し悩んでいるのですが

     武谷(たけや)さんの意見を伺いたいのです。」

私:「中国での人材紹介はどんな感じですか?」

Aさん:「私は日系企業担当なので駐在員の方々とは

     懇意にさせていただいています。」

私:「それは貴重な人脈ができていいですね。

   ところで景気はどうですか?」

Aさん:「外交問題の影響で一時期は求人が減りましたが

     最近は少し戻ってきています。」

私:「それは良かった。

   Aさんの業績もいいですか?」

Aさん:「おかげさまで毎月4~5件は決めています。」

私:「そんなに決まるんですね?

   Aさんの給料はどれぐらいですか?」

Aさん:「インセンティブによって変わりますが

     先月は日本円換算で50万円ぐらいでした。」

私:「日本円換算で50万円であれば相当いいじゃないですか!!」

Aさん:「はい、現地の新卒の月給が6~10万円ぐらいですから。」

私:「担当している企業の業種や求人職種は様々ですか?」

Aさん:「はい、その通りです。

     製造業を中心に小売・飲食・サービス業など様々ですし

     求人も総経理から秘書まで様々です。

     でも、日系企業は概ね苦戦している会社が多いですよ。」

私:「なぜですか?」

Aさん:「人事施策はもちろん、あらゆる面で後手後手に回っています。

     中国の国内企業や外資系企業に負けています。」

私:「それでも求人はあるんでしょう?」

Aさん:「はい、個別にはうまくやっている企業もあります。」

私:「先日の日経ビジネスにも

   京セラの稲盛さんとユニクロの柳井さんの記事が出ていましたよ。

   『企業経営で中国との絆を深めよ』 というテーマです。」

Aさん:「はい、私もその考え方に賛成です。

     個別の日系企業や個別の駐在員と接すると

     もっと努力や工夫をして経験を積む必要性を大いに感じます。」

私:「Aさんは中国にいるからこそ見えている世界があるじゃないですか?

   日本にいたら見えない事も見えているじゃないですか?

   中国から見る中国、中国から見る日本、中国から見る世界。」

Aさん:「はい、それはあると思います。」

私:「それは素晴らしく価値のある事です。

   その価値を捨てて狭い日本に戻るなんて損ですよ。」

Aさん:「やはりそうですか?」

私:「もっと中国での経験を積み人脈も広げ

   中国語と英語にも磨きをかけて

   どの発展途上国に行っても通用する

   人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)を目指すべきですよ。

   私がAさんだったら絶対日本には戻りません。

   思い切って中国に渡った時の事を思い出してください!!」

Aさん:「わかりました。

     そうですね。

     貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。

     これからも時々連絡しますので相談に乗ってください。」

私:「もちろんです。

   腰を据えて頑張ってください。」

「いちずに一本道

 いちずに一ツ事」                        みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ