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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「シンプルに深く考えれば面接対策も必要ない」

「シンプルに深く考えれば面接対策も必要ない」

面接においても

営業プレゼンなどの場面においても

「コミュニケーション力」

は大変重要です。

コミュニケーション力は

元々個々人が持っている才能の一つではありますが

訓練や習慣によって

ある程度磨くことも可能です。

そのために大切なのは

コミュニケーション自体のテクニックよりも

「物事をシンプルに深く考える」

という事です。

面接が苦手という人の中に

多い特徴の一つが

「自分で勝手に物事や表現の範囲を広げて難しく複雑にしている」

という事です。

伝えたい思いが

たくさんあるままに話して

文章が長くなってしまうのです。

話している途中で

自分でも結局何が言いたかったのか?

わからなくなってしまいます。

また、格好つけて難しいテーマを取り上げたり

難しい言葉を使ってしまったがために

そこを深く突っ込まれて

答えられなくなるケースも多いです。

1 まず結論を先に言う事。

2 文章は長くならないように短く分割する事。

3 身近な話題やわかりやすい話を具体的に話す事。

上記3つができれば

コミュニケーションの質は必ず向上します。

要するに

物事をできるだけシンプルに考えるという事です。

シンプルに考えれば

相手にもシンプルに伝わります。

ただ、シンプルな表現をするためには

事前にその事を深く考える必要があります。

なぜ、そう考えるのか?

なぜ、そう思うのか?

この「なぜ?なぜ?」を

フローチャートを書いて深く追求していくと

最後は誰でもシンプルな答に辿り着くものです。

・なぜ、この仕事を続けたいのですか?

⇒ クライアント企業の成長に貢献できる仕事だからです。

・クライアント企業の成長とは何ですか?

⇒ 組織が活性化して事業が成功する事によって
   結果として、その企業の売上や利益が上がる事です。

・なぜ、そこに貢献する仕事をしたいのですか?

⇒ 自分が紹介した人材が
   その企業で活躍し
   それによって企業が発展する様子を見ることができる。
   そこに、この仕事のやりがいや楽しさを感じます。

というように

最後の答は

自分が日常リアルに感じる事に辿り着くものです。

最初の「クライアント企業の成長に貢献する」という言葉より

身近で相手に思いが伝わりやすい表現になっています。

伝えたい内容も

より具体的になっています。

このように

コミュニケーションの内容を

シンプルに整理・分割し

深く掘り下げて考える事を

何度もシミュレーションしている内に

段々とその癖がついていきます。

即効性はありませんが

付け焼刃でその場限りの表層的な面接対策より

意味のある訓練だと思います。

コミュニケーションだけではなく

何事も物事の本質は

「シンプルに深く」

という所に帰結するのではないでしょうか?

「原点
 アノネ
 人間にとって
 一番大事な
 ものはなにか?
 そこを
 原点として
 考えてゆけば
 あとは自然に
 わかってくるよ」                       みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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