「雑談力の差が営業力の差」
私が尊敬する昔の上司、天才営業マネージャーは雑談の天才です。
1時間の商談で雑談が50分、仕事の話は最後の10分
それでもガンガン前金受注してしまいます。
雑談が上手な人は仕事もできます。
でも、雑談こそが一番難しいのです。
何度も真似をしようと試みましたが
私の頭の回転が遅いのとセンスが無いのでダメでした。
以前、ビジネス雑誌に
「どこが違う?仕事ができる人の会話とバカのムダ話」 という特集がありました。
1 話題選び
・偉くなる人:相手が喜ぶ話をする。
・バカな人:自分がしたい話をする。
2 話し方
・偉くなる人:「ゴルフをする余裕はありますか?」
・バカな人:「最近どうですか?」「絶好調?」
3 巻き込む力
・偉くなる人:忙しくても「社内散歩」をする。
・バカな人:「雑談はムダ」だと思っている。
4 アイディア
・偉くなる人:雑談から「思いだし、思いつく」
・バカな人:何も思いつかない。
5 デトックス効果
・偉くなる人:不満を明るく話す。
・バカな人:深刻に愚痴って暗くなる。
6 記憶力
・偉くなる人:相手の犬の名前を覚えている。
・バカな人:再会のたびに一から話が始まる。
7 バカになる力
・偉くなる人:自分をさらけ出せる。
・バカな人:プライドを捨てられない。
うーん、耳が痛いですね。
できていない事だらけです。
「場が凍る!!話が面白くない7つの原因」
①小ネタがない。
・新しい情報が含まれない会話には何の刺激もない。
②意見に角度がない。
・ものの見方に角度がない人の話はありきたりでつまらない。
③自分をさらけだせない。
・カッコつけてばかりでは自分のものの見方ができない。
④真面目すぎる。
・真面目な人が真面目に話すと、相手を身構えさせ、話が弾まない。
⑤暗い。
・適度にガス抜きをするのはいいが、グチが過ぎると後味が悪くなる。
⑥話し方がいつも同じ。
・話の内容や話す相手が違っても同じ話し方をする人は面白くない。
⑦前置きが長い。
・だらだらと説明が続くと、面白いかどうかの前に相手はイライラしてしまう。
営業活動においては、雑談力の差が業績の差につながります。
結局、どうすればいいのでしょうか?
総括すると下記のような事に留意すると良いそうです。
●「話が面白い人」とは、「その人自身が面白いか、あるいは面白い情報を持っているか」
に尽きるそうです。
●話が面白い人とは、「人とは異なる角度で物事を語れる人」だそうです。
●真っ裸になるしかない。
・「面白い人」になるうえで自己開示は欠かせないそうです。
・ただし、「自慢話より自己犠牲」の姿勢が基本との事です。
●「新情報」を持っているか?
●相手のために死ねるか?
・「自分を殺しても相手を立たせる」という「おもてなしの精神」が必要との事です。
やっぱり大人にならないと駄目ですね。
「いつもあの人と話すと心地良い」 と思う人がいます。
やはり、そういう人は様々な配慮をしながら話をしているんですね。
自己開示もしますが、ある部分では大変理性的だったりします。
自分の話より相手の話を優先させます。
だから気持ちいいんですね。
「話し上手」 である事も大切ですが
やはり、 「聞き上手」 である事も大切ですね。
「セトモノとセトモノと
ぶつかりッこすると
すぐこわれちゃう
どっちかやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころを持ちましょう」 みつを
合掌。