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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「失敗してこそ魅力的な人になる」

「失敗してこそ魅力的な人になる」

新入社員の皆さんは

早くも入社から半月ですね。

そろそろ会社の雰囲気にも慣れてきた頃でしょうか?

この4月に新しい職場に転職された方

新しい仕事にキャリアチェンジされた方もたくさんいらっしゃいます。

最初は勝手がわからず

緊張の日々ではないかと思います。

新しい事を始める時は

すぐにはわからない事がたくさんあって

失敗することもあります。

ベテランの人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の方でも

新人だった頃を思い出すと

恥ずかしい失敗経験をお持ちではないでしょうか?

新入社員の方々は

まずは電話応対の仕方などから教わる事も多いでしょうが

昔、こんな事がありました。

クライアントX社の人事担当Aさんからお電話をいただきました。

Aさん:「X社のAと申します。
     武谷(たけや)さんはいらっしゃいますか?」

新入社員B君:「あ、お世話になっております。
          武谷(たけや)様ですね?
          はい、いらっしゃいます。
          少々お待ちください。」

私:「はい、お電話かわりました。
   いつもお世話になっております。
   武谷(たけや)でございます。」

Aさん:「武谷(たけや)さん
     さっきの新入社員ですよね?
     敬語の使い方ぐらいは教えておいた方がいいですよ。」

そうおしゃって、Aさんは笑っておられました。

思わず苦笑いしてしまう話ですが

B君も頭ではわかっていたと思います。

ただ、初めての電話応対に緊張して

頭が真っ白になったのでしょう。

自分が何を言っているのかも

わからなくなってしまったのでしょう。

一方で、新入社員でも色々な事をソツなくこなす人もいます。

しかし、個人的には

新人はたくさん失敗しても良いと思います。

失敗を怖がって消極的になるより

たくさん失敗して経験値を増やす方が

後々の成長に繋がると考えるからです。

失敗する事によって

お客様や上司や先輩に叱られたという経験は

大変貴重なものだったと

今でも懐かしく有難く思い出します。

昨今の若い方々の傾向として

「失敗に慣れていない」「叱られ慣れていない」

そんな人が多いと感じます。

従って、ちょっとした失敗や

自分を否定されるような出来事に遭遇すると

簡単に折れてしまう人もいるようです。

しかし、大人や上司のスケールも昔より小さくなっているのも事実ですよね。

新人の小さな失敗も

リスクだとかコンプライアンスだとか言って問題視し

結局は自分の評価を気にして許容できない上司が増えています。

そんな事を気にする経営者が増えているからです。

そんなスケールの小さな上司や経営者だとわかったら

さっさと辞めた方がいいかもしれませんね。

その点、私の時代は、懐の深い上司や経営者に恵まれていて

本当にラッキーでした。

でも気にしない、気にしない。

最初は失敗して当り前です。

大切なのはそれを糧にして

どのように成長するか?

そこからどうするか? です。

若い内に大いに失敗して

大いにつまづいて

挫折を乗り越えてこそ

魅力的な大人になるものだと思います。

皆さんもたくさん失敗して

人間的魅力がある

人材コンサルタントになっていただきたいと期待しております。

「つまづいたって
 いいじゃないか
 人間だもの」                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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