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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「一次面接こそ社長さんが出てください」

「一次面接こそ社長さんが出てください」

弊社がお取引させていただいている人材紹介会社は

大手から中小まで様々ですが

その大半は数人から数十人規模の比較的小さな企業です。

もちろん、大手人材紹介会社もお取引先ですが

そもそも人材紹介会社の95%以上は

従業員数5名未満の会社なのです。

現在、多くの企業から人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の求人を

いただいております。

各企業それぞれに特徴があり

採用に対する考え方や選考方法も様々なのですが

人材採用を最重要課題と考え

採用が上手な企業には共通の特徴があります。

それは

「一次面接を社長さんが行う」

もしくは

「一次面接に社長さんが必ず出て来る」

という事です。

数百人規模の大手企業では

大変難しいことかもしれませんが

数十人規模の会社であれば

社長さんが一次面接をする事のメリットは大きいです。

むしろ、デメリットはありません。

メリットは大きく2つあると思います。

1 最初の面接からトップの考えや事業戦略の話に触れる事ができ
  応募者のモチベーションを上げる事ができる。
 

2 最終的に最後は社長が合否を判断するのであれば
  最初から社長が面接をして
  その後、社員の感想を聞く方が効率が良い。

複数社で選考が進み

内定を複数得る方も多いですから

選考の早い段階で応募者のモチベーションを高めるためにも

上記1は大変重要です。

また、多くの会社において

社長さん以上に魅力的な人はいないものです。
エースを出し惜しみしてはいけません。

他社の選考状況を聞いてから

慌てて社長さんが出て行っても

第一印象は重要なので応募者の気持ちを変える事は容易ではないのです。

つまり、一次面接が一番大切なのです。

もし、採用基準を満たせないような応募者だった時に

社長さんの貴重な時間が無駄になるのでは?

という懸念を持たれる方もいらっしゃるでしょうが

全く無駄のない採用活動などありませんし

この事業において「人材コンサルタント採用は一番大切な要」です。

「社長にとって採用以上に優先すべき仕事はない」

と言っても過言ではありません。

社員の意見も大切ですが

やはり、最後はトップが納得しなければ

内定を出す事はないでしょう。

そういう意味では上記2のように

「社長が良いと思った人を社員に会わせて意見を聞く」

という方が理に適っています。

応募者にとっても面接は一期一会の勝負ですが

企業にとっても良い採用をするために

面接の順番・回数・形式などは大変重要です。

それによって「良い採用」ができるかどうか?

結果は大きく違ってきます。

その結果によって

その会社の未来も決まってしまうのです。

「そのときの出逢いが
 人生を根底から
 変えることがある
 よき出逢いを」                         みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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