「人は変われるのか?」
「人は本質的に変われるのか?」
という事を考えたことはありますか?
何かをキッカケに人が変わったようになるとか
これまでとは全く別人のようになるとか
あるのかも知れませんが
なかなかそう簡単ではないですね。
ただ、「人は変われるのか?」と聞かれると
多くの人が「変われる」と感じているのではないでしょうか?
ある日突然変貌するのではなく
長い年月の中で様々な経験をして
様々な人と出会い
あるいは本やメディアなどの影響を受けて
考え方が変わったり成長したりしているのではないかと思います。
場合によっては悪い方向に変わってしまう事もあるでしょう。
「良い方向に変わる」という事を前提に考えてみます。
人はどんな時に一番成長したり変わったりできるのでしょうか?
私はやはり「人生の経験値」というのが大きいと思います。
例えば仕事でも
自分の能力以上の重責を任されて
それを乗り越える事ができた時
一段と成長する人をたくさん見てきました。
プライベートでも
貧困などの家庭状況や子育てや親の介護
病気や怪我などを乗り越えてきた人は
人としてより一層の深みを増していると思います。
困難のない人生なんてないと思いますが
より大きな困難を克服してきた人は
自分でも気がつかない内に
人としても大きく変わっていると思うのです。
もう一つ大きなキッカケは
人との出会いだと感じます。
どんな人と出会い、どんな影響を受けたか?
これによって人生も運命も大きく変わります。
このように考えると
日々の仕事やプライベートにおいても
困難を避けず人生の経験として向き合う事
自分を高めてくれる人との出会いを大切にする事
これが大事ですね。
転職活動においても
これらの事を頭に置いて考えることは大変重要だと思います。
「自分が成長できる会社に行きたいです」
とおっしゃる方は多いのですが
「具体的にどういう自分になれば成長したと言えるのか?」
という所まで考えてみる必要がありますね。
「なみだで洗われたまなこは
きよらかでふかい」 みつを
合掌。