ホーム > 社長ブログ > 「セルフコントロール力の差がコンサルタントの力量差」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「セルフコントロール力の差がコンサルタントの力量差」

「セルフコントロール力の差がコンサルタントの力量差」

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の仕事で大変な事の一つが

売上を継続的・安定的に上げるという事ではないかと思います。

一度顧客基盤を作ってしまえば何か大きな要因がない限り

継続的に注文をいただける営業もありますが

人材紹介業においては

注文(=求人)をいただいても人を紹介して内定・入社しなければ

売上にはなりません。

ですから、ベテランコンサルタントでもその時の状況によって業績の波が出来やすい

イチかゼロかの世界です。

異業界で営業を経験した方で

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)にチャレンジした人の多くが

このイチかゼロかの難しさとプレッシャーを

体感しているのではないかと思います。

それでも人材コンサルタントによっては

あまり波が無くコンスタントに売上を積み上げる人と

波はあっても時々予算を大きく上回る大きな数字を叩き出す人がいます。

中には年収1000万円以上の求人にしか紹介しないと言う人もいます。

どちらが良いか悪いかという話ではなく

個人によって数字の追い方にも違いがあると

いう事だと思います。

性格や気質によるものもあるかも知れませんね。

自分に自信があり

どんな状況からでもすぐに這い上がれる気持ちの強い人は

多少業績が凹んでもあまり気に病むことなく

すぐにまた取り戻せるのだと思います。

この仕事において精神のセルフコントロールは非常に大切です。

「人」を扱って売上や利益を上げている以上

その「人」の感情や好き嫌いに影響を受けます。

求人企業の社風や採用基準にも大きな違いがあります。

製品に例えると

規格品ではなく全てが特注品(企業)と特注品(人材)とのマッチングなので

大変難しいのですが

そこがおもしろく醍醐味です。

このおもしろさに気づいている人は

人材紹介コンサルタント適性が高いと思います。

これらの点において、物販に比べて不確定要素が多くあります。

自分の意のままにならない局面に多く出会う仕事です。

従って、「感受性」が大事な仕事であると同時に

いちいち右往左往しない「鈍感力」も大切です。

そもそも人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)という仕事は

求人企業と転職希望者という主役をサポートする縁の下の仲人ですから

自分の感情をコントロールし冷静な判断が出来る人が向いているのでしょうね。

それでも人間ですから

うまく行かない時は少々落ち込み

調子が良ければ密かに喜びます。

当り前の事ではあります。

時には人間らしく

腐らず奢らず続けていきたいものですね。

大切なのは「あ・お・い・く・ま」です。

「焦らない・怒らない・威張らない・腐らない・負けない」

「つまづいたって
 いいじゃないか
 人間だもの」                    みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ