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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「お客様からのクレームに感謝」

「お客様からのクレームに感謝」

これまでの32年間

お客様から数多くのクレームをいただきました。

・連絡が無い。

・連絡が遅い。

・紹介が無い。

・紹介の精度が低い。

・提案が無い。

・提案が遅い。

・提案内容がダメ。

ちょっと書ききれません。

やはり、 「報連相」 の問題が大きいかなと思っています。

報告・連絡・相談が無い、遅い、とかですね。

上司が部下に思うのと同じ事を、お客様も思うのですね。

「一事が万事」 です。

リテイナー(前金)をいただいていた時は

紹介が滞ったり

紹介の精度が低いと

直ちにクライアントからクレームが来ました。

クライアントは先にお金を払っているのですから当然です。

ただ、クレームをつけてくださるお客様は

まだご期待いただいている証拠でもあり

これは 「有難い」 と思わないといけないですね。

その点、恐ろしいのは成功報酬型の人材紹介ですね。

クライアントは先にお金を払っているわけではないので

サイレントクレームになって

知らない内に切られてしまいます。

こちらが良い会社だと思わなければ取引する必要は無いのですが

良い会社だと思っているのに

こちらの実力不足や努力不足のために

紹介や成約に至らないケースも少なくありません。

そんな事を気にするなら

電話1本して 「報連相」 すればいいのにできていない事が多いです。

「いい会社なのになー、いい社長さんなのになー」

と思いながら結局放置していて

お客様からは何も期待されなくなります。

皆さんもこのように休眠させてしまっているクライアントが少なくないでしょう。

気が重いでしょう?

でも、忙しくてフォローできない事も多いですよね。

そういう時は無理しないで

他の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)に引き継いだ方がいいですね。

一人のコンサルタントがフォローできる社数や人数には限度があります。

自分だけで抱え込まないで

正直に上司に言って

引き継ぎましょう。

ここでまた先人の教えを拝借します。

「クレーム自体の責任は追及しないが、

 クレームを報告しない責任と

 指示したクレーム対策を直ちに

 実行しない責任は追及せよ。」              一倉 定

「クレームに対する正しい態度は謝罪と迅速な解決である。

 それ以外は一切不要である。

 クレームに対する社長の正しい姿勢にもとづき、

 正しい処置をすることこそ、わが社の信用を高めるのだ。

 まず第一にしなければならないのは、

 「クレームが発生した時に、責任者を叱ってはならない」ということである。

 クレームを叱ったら、社員は社長に対してクレームを報告せずに、

 自分たちだけでもみ消そうとするようになる。

 誰しもわざわざクレームがつくように仕事をしているわけではない。

 みんな一生懸命やっているのだ。

 叱ることはやめるべきである。

「お客様のクレームは直ちに報告せよ。クレーム自体の責任は

 追求しないが、クレームを報告しなかったことに対しては責任をとらせるし、

 指示されたクレーム対策を直ちにとらない場合の責任は追及する」

 という指導こそ本当なのである。」

「張りすぎてもだめ

 たるんでもだめ

 ちょうどいいあんばいが

 一番いい」                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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