「ワークライフバランスって？」

もうずいぶん前から

「ワークライフバランス」

と言う言葉が使われていますね。

弊社へご相談に来られる

人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）の方々の中にも

人生のライフイベントや節目で

「ワークライフバランス」の見直しを考えて

転職を決意される方がいます。

一口にワークライフバランスと言っても

捉え方は人それぞれです。

学校を卒業してからの長い就業人生の中でも

その考え方や捉え方は変わっていくでしょう。

基本的に人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）の仕事は

労働集約型のビジネスです。

ただ、慣れてくれば

自己裁量の大きな仕事だとも言えます。

実際に結婚をして育児をしながら

この仕事を続けている優秀な女性コンサルタントもたくさんいます。

森本千賀子さんも、その代表選手ですね。

そういった方々でもこの仕事を始めた当初は

ハードワークだったという方が多いです。

若い内は上司や組織の中で自由にできない部分もあって

長時間労働で頑張っていたという話はよく聞きます。

男性で独身時代は毎日終電まで働く生活を厭わなかった人でも

結婚してお子さんが生まれたら

「家庭の時間を大事にしたい」

と考えるのは理解できます。

そういった人生の節目で

それぞれの皆さんがワークライフバランスの見直しを考えるのです。

ある研究データによると

「人が人生において幸せを感じる」条件は

「健康」や「愛する人や家族との時間」が上位にあり

「仕事のやりがい」はランクインしないそうです。

仕事とは人生の目的ではなく

「人生の幸せを感じるための手段にすぎない」

と言う事なのでしょうね。

それでも多くの人にとって

「仕事はお金を得るための手段にすぎない」

というわけではありません。

そこで得られる人との出会いや自己成長など

多くの事を得られる時間だと思います。

また、目の前の誰かのため

大きく考えれば社会のために

自分が何かをできるという喜びを得られる事は

とても大切だと思います。

転職を考える時の

「ワークライフバランス」とは

単純に労働時間を短くするとか

負荷を軽くするという意味ではなく

「今は時間や労力を惜しまず新しい仕事にチャレンジしよう」とか

「今後はこれまでの経験や知識を活かしてより生産性高く集中して仕事をし

プライベートな時間も捻出できるよう努力しよう」とか

自分の今置かれた環境とやりたい事との間で

まさに「バランスをとる」事なのだと思います。

そして、忘れてはいけない事は

自分の事だけではなく

周囲や会社にしっかり貢献しながら

自分の働き方を考えるという姿勢だと思います。

何かを得ようと思えば

何かを犠牲にしなければならない事もある。

今、自分にとって何が重要かを冷静に判断する事が大切ですね。

私も人材紹介コンサルタントの一人として

ご相談に来られた方々

お一人お一人のご事情をできるだけお伺いして

ご希望に沿いたいと思っています。

全てのご希望に応えられるわけではありませんが

現実の状況と照らし合わせてご相談しながら

「良いバランスが取れる転職」

のお手伝いができれば大変嬉しいです。

「しあわせはいつも

　自分のこころがきめる」　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。