ホーム > 社長ブログ > 「メールやSNSでの失敗?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「メールやSNSでの失敗?」

「メールやSNSでの失敗?」

人材紹介の仕事もそうですが

広く営業職や販売職など顧客と直接接する仕事においては

対人コミュニケーションが仕事を進める上で大変重要だと思います。

昨今はプライベートも含めて

電話よりメールやSNSによるコミュニケーションが多くなっていますね。

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の皆さんも

日々多くのクライアントやキャンディデートの方々と

メールでやり取りされていると思います。

メールは双方の都合に関係なく

リアルタイムで伝達事項を送信できます。

約束の日時や場所など

口頭だとメモを取らなければ忘れてしまいそうな事も

エビデンスとして残せるという利点があります。

しかし、メールでのコミュニケーションの場合

対面で話をする場合や電話で話をする場合と違い

相手の表情や声色など状況がつかみにくいため

気をつけるべき点があります。

メールとは「言葉」が全てです。

自分の言いたいことを伝える時

・どういう順番で伝えるか?

・語尾をどう表現するか?

・どんな単語を選ぶか?

などによって相手が受ける印象というのが大いに違ってくるからです。

例えば

・ポジティブな情報を先に伝えるのか?

・ネガティブな情報を先に伝えるのか?

によって受け取った側の心理的な印象が違ってきます。

文末を「~だと思います」と言うのと

「~です」と言い切るのでは

意志や考えの強さが違って聞こえます。

「良い会社だと思いました」

という抽象的な表現と

「社内の雰囲気が明るく社員の方々が自発的な印象を受けました」

というような具体的な表現とでは

一つのコミュニケーションで得られる情報量が全く違ってきます。

本来であれば

対面で相手の表情を見ながら

または電話でお互いの声を聴きながらのほうが

より深いコミュニケーションができる事は言うまでもありません。

ただ、就業中のキャンディデートと連絡をとる場合など

電話では難しい場面も多くメールが中心になっているのが現実だと思います。

その中でできるだけ齟齬や行き違いがないように

気持ちが伝わるコミュニケーションが取れるように

メールの文中で使う「言葉」や「文章」には

最大限気をつけて考えて送信する必要がありますね。

SNSなどの気軽なツールでコミュニケーションを取る事が日常的になってくると

ついこれらの事をおろそかに考えがちになります。

偉そうに言う私自身も言葉や表現の選び方を間違え

クライアントやキャンディデートに失礼なメールを送って

ちょくちょく失敗しています。

メールは一度送信してしまうと

取り返しがつきません。

後からどんなに後悔してお詫びしても駄目です。

そんな時は本当に自己嫌悪ですね。

ビジネスの大事な場面では

「表現する事、伝える事」の大切さを

改めて考えてみる必要がありますね。

「毎日少しずつ

 それがなかなか

 できねんだなあ」             みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ