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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「強い人材コンサルタント=特定市場で三本の指に入る人」

「強い人材コンサルタント=特定市場で三本の指に入る人」

大手人材紹介会社を除き

多くの紹介会社では様々な独自性を確立しています。

特定の業界、特定の職種、エグゼクティブ領域、第二新卒などの若年層

など特定の分野や領域に特化をしている企業が多いですよね。

未経験で人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)を目指す方々の中には

この各企業独自の戦略の中で自分がコンサルタントとしてどう成長していけるのか?

という部分が本質的に理解しにくい方も多いと思います。

ご自身が前職で特定の業界で一貫した職務を担当されていた場合は

その経験を活かせる人材紹介会社をご案内しますし

ご本人も想像がつきやすいと思います。

しかし、複数社のご経験があり業界や職種の経験もばらばらの方の場合

「できれば広く何でも担当できる企業の方がいいです」

とおっしゃる方も多いです。

1 特化する業界や領域に対する専門性や知識がないので自信が持てない。

2 特化する業界や領域に特別な興味関心を持ちにくい。

3 狭い範囲で仕事をしても将来のキャリアが広がらないのではないか?

と言った背景があるのではないかと思います。

上記1に関しては、経験者の皆さんはよくおわかりだと思いますが

そもそもその業界で働いてきた専門家以上に

その業界や仕事を知り尽くしている人などいません。

未経験の皆さんは、一から学びキャッチアップしているのです。

ITや製造業のエンジニアなどを

エンジニア出身ではない人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の方々が

たくさん担当しています。

上記2については、食わず嫌いな方も多くいます。

最初から、製造業に興味がないとか

エグゼクティブ層は難しそうだとか

勝手な先入観でよく知ろうとしないために

興味を持てない方が多いのです。

最後に上記3ですが

これは実際にこの仕事に携わってみると

「得意分野がある」

「特定の分野や領域の見識を持っている」

ということが

いかに人材コンサルタントとしての武器になるかが実感できると思います。

また、専門性を追求できる人というのは

元々物事を深く探求する姿勢を持っている人ですから

専門性の内容が変わったとしても

同じようにまた深めていくことができます。

大手紹介会社に入れば

人事異動で他の分野の部門へ移る事ができて色々経験できるのでは?

と安易に考え大手を希望する方もいらっしゃいます。

しかし

クライアントやキャンディデートとのリレーションを積み上げ

安定した数字を上げられる人材コンサルタントになるまでは

一定年数同じ領域を掘り下げる姿勢がなければ

地に足の着かない状態になってしまいます。

特に業界や職種などに特化せず

比較的自由に人材コンサルタントの裁量に任せている紹介会社でも

優秀な人材コンサルタントは

自分なりの切り口や得意分野を持って

クライアントやキャンディデートの開拓を行い

パワーを分散させないようにしているケースが多いのです。

細かい事ですが

上記のようなこの仕事の在り方や特性を

私はできるだけ丁寧に未経験の方には説明させていただくようにしています。

ただ漠然と

「この仕事がしたい」

「優秀な人材コンサルタントになりたい」

だけではなく

そのためにどういう能力や知識が必要なのかを

より具体的にイメージすることによって

面接での評価も高くなるのではないかと思います。

「深く穴を掘れ 穴の直径は自然に広がる」

「いちずに一本道

 いちずに一ッ事」             みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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