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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「素晴らしいお客様との出逢いが人材コンサルタントを育てる(前編)」

「素晴らしいお客様との出逢いが人材コンサルタントを育てる(前編)」

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)にとって

毎月の数字や日々の行動指数はとても大切だと思います。

でもそのことばかりを考えて仕事をするのは面白くないですよね。

クライアント企業とやりとりをし

たくさんの求職者の方々と接している中で

クライアントの担当者と話が弾んで色々な話ができたとか

転職先が決まって求職者の方に喜んでいただけたとか

紹介した方が転職先で活躍されているお話を聞けたとか

多くの方が、そういった日々の活動の中での喜びややりがいがあって

楽しく仕事ができているのだと思います。

大変残念なことですが

こうしたこの仕事の本来の喜びを感じられることなく

厳しすぎるKPI管理にばかり縛られ疲弊してしまう人材コンサルタントがいます。

未経験でよくわからずこの業界に足を踏み入れた若い人たちを

まさに「思考停止状態」にして

潰してしまう会社が存在するのです。

Tさんは前職でも大変ハードな労働環境(W民さん)の中で何年も頑張り

エリアマネージャーとして活躍していましたが

身体を壊した(腰痛)ことをキッカケに転職を余儀なくされ

人材紹介業の世界に飛び込みました。

入社した人材紹介会社では

W民さん以上の長時間労働と非常に厳しいKPIを強いられ

会社の方針にも疑問を感じることが多くありました。

しかし、元来ハードな環境で鍛えられた方でしたし

我慢強い方でしたので

そんな中でも約1年頑張り成果を上げてきました。

新しく入った方が早期にどんどん辞めてしまう環境の中で

さすがに将来への不安を感じるようになりご相談に来られました。

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)としての経験は短いものの

業績は上げていました。

尚且つ、何より素直で、誰からも好かれるキャラクターの持ち主でした。

早速推薦した1社から面接の案内をいただきました。

実績やお人柄を考えると

十分に合格ラインだったと思うのですが

残念ながら結果は不合格でした。

Tさんの実務経験が

先方の求めるところまで達していなかったのだとは思います。

しかし、実はもっと根本的なところで

面接に臨むにあたってのTさんの悩みがあったことを

この時私はまだ気づいていませんでした。

そしてこの後、もう1社の応募先から面接の案内がありました。

そこで、1社目の不合格を踏まえて面接対策が必要だと思い

休日にお時間を取ってもらって面接対策をすることにしたのです。

続きは後編へ。

「つまづいたって

 いいじゃないか

 人間だもの」                  みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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