20代で営業の基礎体力を付ければ一生食える。
日経新聞は学生時代から読んだけど
何が何だかわからなかった。
今でもよくわからない記事が多い。
自分がわかる記事しか読んでないからだ。
日経ビジネスは
私の新人時代はまだ宅配だった。
管理職以上の人しか定期購読を申し込めなかった。
しかし、最初のリーダー(ゼロワン)から言われた。
「武谷(たけや)
日経ビジネスぐらい読まないとお客さんと話せないぞ。
俺は管理職だと偽って定期購読しているから
お前も同じように申し込め。」
そのようにして読んだが
やっぱり最初は何だかわからない。
でも、日経新聞でも日経ビジネスでも
仕方なく毎日読んでると
少しずつ読めるようになる。
苦痛ではなくなる。
しかし、この人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の実務に
本当に役立つのはもっとミクロな新聞や情報だ。
日経産業新聞、日刊工業新聞、日経MJ、日経ベンチャー、半導体新聞など・・・・・。
若い頃は日経産業新聞も自宅で取っていた。
非常に高い。
しかし、そうしないと
新規開拓営業のネタ探しに困るし出遅れる
重要なリソースだった。
社内のライバルに負けてしまう。
日経新聞はマクロ過ぎて新規開拓のリストアップにはほとんど使えない。
誰でも読んでるしバッティングも無数だ。
ただ、マクロなトレンドを知る意味はある。
それによって
クライアントの偉い人と
経済の話で雑談できるようになる。
しかし、正しい事ばかり書いているわけじゃない。
昔は 「野村新聞」 と呼ばれるぐらい株屋さんの新聞だったと
野村証券の友人に聞いた。
ホンモノの新規開拓をやるには
日経産業新聞や日経MJは必読だ。
この辺の新聞記事は具体的で実におもしろい。
個別の業界や個別企業の動向がよくわかる。
経済を身近に感じる事ができる。
このようにマクロ情報と
具体的なミクロ情報との両方を収集し
常に新規開拓を継続して行わないと
営業手腕がさびる。
もちろん、お客様の生の話を聞くのが一番だ。
これが営業の筋肉だ。
臭いをかぎ取る力だ。
若い時に筋肉を付けないと
歳を取ってからでは
簡単に筋肉は付かない。
歳を取って慌てて 「ライザップ」 に行っても無駄だ。
20代で営業の基礎体力を付けないと駄目だ。
情報収集、TELアポ、飛び込み、トップアプローチ、企画提案、バッティング
勝ったり負けたり何でもやらないとね。
みんな、営業を楽しもう。
「名もない草も実をつける
いのちいっぱいの花を咲かせて」 みつを
合掌。