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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「なぜ遅れたかを考えるより、遅れをどう取り戻すかを考えよう」

「なぜ遅れたかを考えるより、遅れをどう取り戻すかを考えよう」

ネチネチ詰めるマネージャーっていますよね?

やる気なくなりますよね?

それだったら

思いっきり殴られるとか

怒鳴られた方がいいです。

それはパワハラか。

ネチネチ:「お前、先月あれほど約束したのに、今月も達成できなかったな?」

メンバー:「済みません・・・。」

ネチネチ:「毎月 『済みません』 では済まないぞ!!」

メンバー:「はい。

       自分なりに精一杯やったのですが・・・。」

ネチネチ:「毎回 『自分なりに』 では困るんだよ!!」

メンバー:「はい・・・。」

ネチネチ:「お前のおかげで俺の評価と給料が下がるんだよ!!」

メンバー:「それは・・・?」

ネチネチ:「え? 『それは・・・?』 ってなんだ?」

メンバー:「それは・・・、管理職なんだから仕方ないでしょう?」

ネチネチ:「仕方ないとはなんだ!!」

こんなやり取りをしても何もいいことはありません。

相互不信を生むだけです。

もう少し前向きなマネジメントに切り替えましょう。

できなかった事を責めるより

どうしたらできるかを一緒に考えましょう。

こんな先人の教えがあります。

「馬車で長旅をする時、目的地に予定通りにつくためには、

 『なぜ遅れたか』を考えても意味はない。

 遅れをどう取り戻すか、だけを考えればいい。」

馬車で長旅をする時のことを考えてみよう。

目的地に予定通りにつくために、

途中で遅れた場合に、

『なぜ遅れたか』を考えても意味はない。

遅れをどうして取り戻すか、

だけを考えればいいのだ。

このたとえのように

我々は、目標達成のためには、

『これからどうするか』だけを考えればよい。

そのためには、現状を確認する必要がある。

しかし、現状がこうなっている理由など全く必要ないのだ。

目標不達成の原因究明より、

どうすれば達成できるのかを考えよ。

目標達成に必要な考え方は、

『どうしたら目標を達成できるか』

という対策である。

一倉 定

簡単なようで実は難しい前向きマネジメントの話です。

「なぜ、できなかったのか?」

という原因究明にばかり議論が集中しがちなのが日本人の悪い癖ですね。

そればかりでは

メンバーも大変ですが、マネージャーもたまりますよね。

お疲れ様です。

まー、気分転換に酒でも飲んでください。

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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