「どんな上司が好きですか？」

現場に強いプレイングマネージャーが欲しい。

最近、大手人材紹介会社からも、このような求人依頼を受けます。

この逆はどんなマネージャーなのでしょうか？

「経営寄りの管理職らしいマネージャー」　でしょうか？

こういう人も必要だと思いますが

理想を言えば

時と場合に合せて両方できた方がいいですよね。

現場にも強く

経営の意向も理解した上で

正しい方向にメンバーを導ける。

また現場の情報を経営に上げて

正しい意思決定を促せるマネージャーですね。

しかし、こんな理想的なマネージャー像を語っても仕方ないですね。

なんか優等生すぎて、おもしろくない気もします。

・酒飲んで人生語って暴れるけど、めちゃくちゃ熱い。

・お客さんと喧嘩するけど、いつの間にか仲良くなってる。

・メンバーに厳しい事言うけど、社長にも言いたい事が言える。

なんか、こんな個性的なマネージャーの方が魅力があるような気もします。

私が言いたいのは、

「マネージャーに完璧を求めない方がいい。

　個々のマネージャーの長所に目を向けて学ぼう。」

という事です。

逆に部下である私たちも

完璧な人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）ではありません。

そうであれば

お互い人間ですし、上司にも完璧を求めない方がいいですよね。

私の体験ですが

上司に対しては

しばらくしてから尊敬の気持ちが出てくる場合が多かったです。

最初は鬱陶しい存在である事の方が多かった気がします。

人事異動があって離れて初めて

「癖はあるけど、今思えば、いい上司だったな」

という事もありました。

若い皆さんも

いずれ鬱陶しい上司になりますよ。

しかし、後から思い出すと　「鬱陶しい上司」　の方が良かったりします。

何も絡んでこない上司は無関心ということです。

「鬱陶しい」　というのは

それだけ関心を持って絡んできてくれてる証拠です。

上司に対しても　

「理解してから理解される」　

を心がけたいですね。

昔の上司の皆さん

生意気なくせに実力のないガキでご迷惑をかけましたが

見捨てないでいただき

誠にありがとうございました。

「そのときの出逢いが

　人生を根底から

　変えることがある　

　よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。