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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「最後にあてになるのは会社じゃなくて自分だよ」

「最後にあてになるのは会社じゃなくて自分だよ」

先日、リクルートエージェントの後輩A君に会いました。

私:「合併してリクルートキャリアになってどう?」

A君:「大変です。

    組織改変が多くてわけがわからないです。」

私:「そうだろうね。

   それがリクルートだよ。」

A君:「はい。わかります。」

私:「そういう経験ができて良かったね。」

A君:「はい。

    私はどうしたらいいですかね?」

私:「知らないよ。

   自分で決めろよ。」

A君:「はい。

    もう決めました。」

私:「どうするの?」

A君:「しばらく頑張ります。」

私:「いいんじゃない?」

A君:「今後この会社と、どう付き合っていけばいいんですかね?」

私:「そんな事知らないよ。

   お前が決めたらいいじゃん。」

A君:「そうですね。

    マネージャーになろうと思います。」

私:「そうすれば。

   マネージャーを経験しないなんてもったいないよ。」

A君:「そうですか?」

私:「だって、リクルートはマネジメントと仕組み化の会社だよ。」

A君:「そうですね。

    気持ちのいい人が多くて良い会社です。

    人間関係のストレスが少ないです。

    自分の席に戻るのが楽しいです。

    それから皆、放っておいてもめちゃくちゃ働きますね。

    居心地がいいので、ついつい長居したくなる気持ちもわかります。

    朝は9時半に出勤して夜は10時半には帰宅しています。

    土日出勤もほとんどありません。」

私:「でも、事実上40歳定年だからな。

   優秀で元気な後輩社員のために

   管理職ポジションは早く明け渡してあげないと。」

A君:「はい。

    もっと早くなって35歳かもしれません。」

私:「優しい会社だね。

   35歳の若造に多額の退職金を払ってね。」

A君:「考え方によってはそうですね。」

私:「50歳で辞めてくれと言う会社と

   35歳で言う会社と

   どっちが本当に優しいと思う?

   自己都合でもたくさん退職金くれるし。

   自社株も持ってるし。」

A君:「そうですね。

    優しいと思います。

    自己都合退職金でも年収ぐらいもらえます。」

私:「自分の人生の責任は自分にしか取れないからな。

   会社とか組織とかは、最後の最後はあてにならないからな。」

A君:「わかります。」

私:「だから自分の人生は自分で決めろよ。

   今のうちに力をつけろ。

   お前はそれを言われたくて来たんだよな?」

A君:「そうです。

    じゃあ会社に戻ります。」

その後、マネージャーになれたかな?

皆さん、蒸し暑かった6月も大変お疲れ様でした。

今年も残り半年、体に気をつけて頑張りましょう。

「考えてばかりいると 

 日がくれちゃうよ」                               みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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