ホーム > 社長ブログ > 「毎月エグゼクティブ100人と会うノルマ」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「毎月エグゼクティブ100人と会うノルマ」

「毎月エグゼクティブ100人と会うノルマ」

毎月100人の新規面談アポイントをノルマにしている

人材紹介会社(サーチファーム)がある。

企業訪問ではなくて

エグゼクティブや著名人など地位や年収が高い人材と

毎月100人会うことをノルマとしている。

新規面談で100人だから相当厳しい。

相手も忙しいので

平日だけでは100人も会えない。

土日に相手が指定した場所に行く事も頻繁だ。

必然的に普通のサラリーマンのようには休めない。

相手がそれなりの人だけに

事前準備や日常の勉強も欠かせない。

話題豊富でなければ相手にしてもらえないし

覚えてもらえない。

最初はアポイントが取れても

何とか会ってもらうのがやっとだったけど

だんだん慣れてきて

会話もはずむようになる。

そして、相手を観る目が肥えてくる。

鑑定眼が磨かれてきて

「この人はホンモノだ」 とか 「この人は肩書きだけだな」 

とか、わかるようになる。

上司への鑑定レポートの精度も上がってくる。

やはり、何事も場数が大切だ。

ここまで来ればコンサルタントへの昇格が許される。

そして、やっとクライアント企業も担当できるようになる。

最短で1年

長ければ永久にコンサルタントになれない。

しかし、コンサルタントになれたとしても

Q2000万円、年間8000万円以上売れないと

認めてもらえない。

それだけ売っても

年収は1000万円程度だ。

社長が吸い上げている。

社長はボロもうけだ。

しかし、コンサルタントにとっては

大変で割に合わない仕事だ。

だから、ノウハウを吸収した後

転職したり独立するコンサルタントが多い。

なかなか厳しい仕事だが

こんな会社で培われたスキルや度胸は

いかなる仕事にも活かせるだろう。

修行だと思って

3~5年ぐらいやってもいいだろう。

「ともかく具体的に動いてみるんだね 

 具体的に動けば具体的な答が出るから」              みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ