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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材紹介会社による売上計上・評価制度の違い」

「人材紹介会社による売上計上・評価制度の違い」

皆さん、人材紹介会社によって

売上カウントルールが全く違うのはご存知ですよね?

要するに

成約した場合の売上を誰に幾らカウントするかという社内ルールに大きな違いがあります。

このカウントルールに

その人材紹介会社の経営方針が現れるのです。

大まかに分けると下記のような例があります。

1 クライアント(企業)を担当しているコンサルタントに100%カウントします。

・キャンディデートは会社の共有財産であるという考え方です。

・基本的にクライアントファーストで動きます。

2 クライアント担当とキャンディデート担当とで折半します。

・それぞれの開拓努力を認め

社内のチームワーク(情報共有)を促進し

機会損失を極力減らします。

3 キャンディデート担当に80%、クライアント担当に20%カウントします。

・求人開拓よりキャンディデート開拓に力点を置いた営業方針です。

・優秀なキャンディデートさえ確保すれば成約できるという考え方で

基本的にキャンディデートファーストの動きになります。

4 クライアント担当もキャンディデート担当も成約人数カウントで

 金額はカウントしません。

・年収の高低に関係なく

できるだけ多くのキャンディデートを成約に導きたいという方針です。

・基本的にキャンディデートファーストの動きになります。

5 リクルートエージェントやインテリジェンスなど大手人材紹介は

 クライアント担当は成約金額カウントで

 キャンディデート担当は成約人数カウントが一般的です。

・クライアント担当とキャンディデート担当との

分業体制なので金額と人数とに分けてカウントしてきました。

・キャンディデート担当はどのクライアントに成約しても同じ1件ですので

キャンディデートファーストの色彩が強くなります。

これらが売上カウントルールの代表例です。

特定のクライアントを重視するか?

キャンディデートの機会損失を減らすことを重視するか?

求人開拓を重視するか?

キャンディデート開拓を重視するか?

それぞれの人材紹介会社の経営方針や営業姿勢によって

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の

売上カウントルール=評価・報酬 が全く異なるのです。

従って

人材紹介会社に就職・転職する際は

売上カウントルール=評価・報酬制度を

事前に詳しく知る必要があると思います。

そのルールや考え方が

自分の価値観に合っている人材紹介会社を選んだ方がいいでしょう。

「うばい合えば足らぬ 

 わけ合えばあまる 

 うばい合えば憎しみ 

 わけ合えば安らぎ」                           みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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