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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「退職者を気持ちよく送り出してあげましょう」

「退職者を気持ちよく送り出してあげましょう」

人材紹介会社によって、いろいろな退職の仕方があります。

退職が認められて

ちゃんと時間をかけて引き継ぎを行って

会社で送別会も開いてくれる。

このような円満な会社も当然あります。

一方で

辞めると言ったら

クライアントの名刺を取り上げられ

PCの電源もすぐに切られ

その日の午前中に追い出す会社もあります。

これは同業他社に転職すると正直に話した場合です。

当然、公式な送別会など開いてくれません。

仲良しのコンサルタントと個別に飲みに行く程度です。

私は、個人的には同業他社に転職する場合でも

気持ちよく送り出してあげたいですね。

折角ご縁があって一緒に働いた仲間です。

なぜ転職するのか? 

うちでは何が不満なのか? 

それはもちろんちゃんと聞きます。

場合によっては

引き止めることもあるかもしれませんが

多分深追いしません。

職業選択は個人の自由ですし

辞められるにはそれなりの理由もあるわけです。

むしろ、自社のマネジメントの反省材料としたいです。

そして、きちんと引き継ぎをしてもらって

自分も一緒にクライアントにご挨拶に行きお詫びをして

後任の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)を紹介したいと思います。

そして、公式な送別会をちゃんと開いて

社員全員で気持ちよく送り出したいです。

このように丁寧にしてあげると

辞める人も気持ちがいいですし

他の社員もいい会社だと思ってくれるでしょう。

ここまで丁寧に送り出すと

個人情報を持ち出すなど

犯罪まがいの悪い事をする人材コンサルタントも減ると思います。

そして、一度は辞めた人も転職先で嫌な事があったら

戻ってきてくれるかもしれません。

実際、元の人材紹介会社に戻る

人材コンサルタントは大変多いです。

特にインテリジェンスの社員の方などは

出戻りが多いですよね。

リクルートキャリアも含めて

これまで何人もそういう事例を見てきました。

「社員が辞める時こそ気持ちよく送り出す」 

これは大切な事だと思います。

「ひとの世の幸不幸は

 人と人とが逢うことからはじまる 

 よき出逢いを」                               みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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