「貴方はマネジメント志向？プロフェッショナル志向？」

焦って決める必要はないですが

若い人は私たちよりも早めに考えておいた方がいいかもしれません。

大きく三つのビジネススキルに分かれますよね。

1　テクニカルスキル（実務スキル）

2　コンセプチャルスキル（事業構築・推進スキル）

3　ヒューマンスキル（人心掌握スキル）

プロフェッショナル志向の人は

圧倒的に上記１のテクニカルスキルが重要です。

ただ、他はどうでもいいわけじゃなくて

できれば上記２・３のスキルも持った上で

人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）をやれば

凄く熟成した大人のコンサルタントになれると思います。

森本千賀子さんは

マネジメントができないから

プレイヤーをやり続けているわけではありません。

何度もマネージャーになる機会はあったのですが

彼女自身がプロフェッショナル志向なのです。

常に直接お客様と接していたいという気持ちが強いのです。

そして、他のコンサルタント以上のサービスを提供できるという自負もあります。

自分はまだまだ発展途上だという

謙虚な気持ちも持ち続けています。

だから、彼女にゴールはありません。

アスリートや囲碁・将棋の名人などに似ています。

一方、経営マネジメント志向の人は

職位が上がるごとに

上記２・３のスキルが重要です。

市場を見渡し、自社の強み・弱みを知り、競合他社も知った上で

新たな事業を構築し商品（サービス）をカタチにして

収益を生み出す仕組みを創らなければなりません。

人を集め、人を知り、適材適所に配置して

最も活性度と生産性の高い組織と風土を

創らないといけません。

総合力を要求される大変難易度の高い仕事です。

私は４０代半ばまで

このコースを走っていましたが

３０代後半で限界を感じていました。

自分よりもっとできる人がいるし

息苦しいと思ったからです。

自分もあーだこーだ言われたくないし

他人にも言いたくないのです。

当時の会社が人材不足だったし

人材紹介業界が未成熟だったから

私のような者に役割が回ってきただけです。

今は当時と違って

優秀な人材が腐るほどいますから

私など全くお呼びでないです。

先日のブログでも書きましたが

新卒２２歳の志は

「人の転職成功をかげながら支援したい」　

というものでした。

それから２２年経過して独立し

やっと本当にやりたかった仕事に戻ったという事です。

実際、独立開業しての１０年は

実に楽しくストレスの少ない幸せな日々です。

自己満足と言われても仕方ないでしょうが

この１０年間に多くのお客様と関わり

成功も失敗もさせてしまいました。

零細企業ですが

ご依頼いただいた仕事は

決して小さな仕事ではないと思っています。

クライアントにもキャンディデートにも

少なからず影響を与えてしまいます。

やりがいのある仕事をご依頼いただき

誠にありがとうございます。

私にはどこにも逃げ場はありません。

全て自分がした事の結果です。

そこに納得感があって好きなんです。

最後は、個人名の　「武谷 広人」　で生きていきたいのです。

皆さんにはどんな未来が待っているのでしょうか？

後悔しないように

思ったように生きてください。

「ひとつの事でも

　なかなか

　思うようには

　ならぬものです

　だからわたしは

　ひとつの事を

　一生けんめい

　やっているのです」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。