「常に新規開拓は大事です」
今は幸い求人が多いから
多くの人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)が
既存クライアントの求人対応で忙しくしていると思う。
それでもそこそこ業績は上がるし
新規開拓はしんどいですからね。
しかし、その状況は長続きしない。
ちょっと不景気になると
フリーズして既存クライアントだけでは食えなくなる。
だから常時、新規クライアント開拓が大事なのだ。
安定して業績の良い人材紹介会社
業績の良い人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)は
好不景気に関係なく常時新規開拓を継続してやっている。
私がある人材紹介会社にご紹介したAさんは
月に10件の成約を上げることもある。
Aさん:「何とか先月は10件成約しました。」
私:「えー!!
すごいですね。
何か秘訣は?」
Aさん:「新規開拓です。」
私:「ほー、偉いですね。
そんなに新規をやっているんですか?」
Aさん:「他のコンサルタントが残した既存クライアントの求人は
求人意欲が低下していて決まらないですよ。
成約実績もないので
当社に対する印象もあまり良くないし。」
私:「なるほどー。」
Aさん:「それとは違って自分で開拓した新規クライアントは求人意欲が高いし
当社に対する先入観もないので成約しやすいです。」
私:「さすが、前の会社でもトップセールスだっただけありますね。
わずか2~3ヶ月で本質をつかみましたね。
周囲のコンサルタントはどうですか?」
Aさん:「明らかに私とは動き方が違うと思います。」
私:「要するに駄目だと?」
Aさん:「私もまだまだです。
この程度では自分で納得できません。」
人それぞれの業績の上げ方がある。
若い頃の私は
売上の60~70%を新規で稼いでいた。
人事異動や新拠点の立ち上げの連続で
既存クライアントはほとんど担当する事が無いのに
Q目標8000万円だから
常に新規開拓をしなければ絶対に達成できなかった。
マネージャーになる前日まで
毎日新規TELアポだ。
一方でほとんどの売上を既存クライアントで稼いでいた人もいた。
本当は既存クライアントで稼いだ方が効率的だし、顧客満足度も高いかもしれない。
どちらかと言うと
私のようなバカは新規が得意。
「恥知らず」だから。
頭と愛嬌の良い社員は、既存クライアンントが得意な傾向がある。
今の私は大半の業績を既存クライアントで上げさせていただいている。
フットワークが悪くなっただけだとも言えるが。
もっと新規をやれば
今の1.5倍から2倍は上げられると思う。
そう思って
昨年から意識的に新規開拓もやっているので
クライアントのすそ野が広がっている。
若いうちにガンガン新規開拓をやろう!!
それが一人になった時の自信にもつながる。
足腰を鍛える時期だ。
草食系男子は地道に既存クライアントでもいいよ。
みんな得意な能力を伸ばせばいい。
「やれなかった
やらなかった
どっちかな」 みつを
合掌。