ホーム > 社長ブログ > 「一社のクライアント、一人のキャンディデートと向き合え」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「一社のクライアント、一人のキャンディデートと向き合え」

「一社のクライアント、一人のキャンディデートと向き合え」

30年この仕事をしていて

個別のお客様(一社・一人)と向き合う姿勢が一番の基本だと思う。

一方で、市場(マーケット)としてくくって

業界と職種

大手とベンチャー

外資と内資

文系職種とエンジニア

若年層とエグゼクティブなど

ある程度の塊に切り分けて、全体を俯瞰してみることも必要だ。

色々なタイプの人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)がいるが

理想は両方の視点を持った人だと思う。

個別の顧客対応に強く

市場を俯瞰して戦略や戦術を組み立てることができれば

トップコンサルタントにもなれるし

組織のマネジメントもできる。

ただ、転職相談に来られる人材コンサルタントから時々このような話を聞く。

「うちの会社は一社・一人のお客様よりも

 市場(マーケット)としてとらえる傾向が強すぎて

 個別の顧客満足に関してはあまり関心がないように見える。

 それが今回の転職理由です。

 規模を大きくしたい、もっと売上や利益を上げたい、

 という方針は理解しているつもりだが

 市場(マーケット)という大くくりの話だけでいいのだろうか?

 今こそ個別の顧客満足や個別の事例を意識的に取り上げ話題にして

 この仕事の本質ややりがいを社員全員で共有するべきじゃないか?」

なるほどー。

現場のコンサルタントの視点と経営者の視点とのギャップかな?

役割が違うので全く同じ視点にはならないかもしれないが

市場(マーケット)と個別の顧客との両方を意識的に見ていかないとね。

経営者も忙しいだろうけど

意識的に個別のお客様に接するように努力すべきだろう。

会議が多くて大変だけど

営業に行けば気分転換にもなるよ。

幸い私の周囲にはプレイング社長で頑張っている方が多くて大変刺激を受ける。

プレイヤーじゃなくなると魅力がなくなる人も多いしね。

私もその一人だ。

だから、体が動かなくなるまで生涯プレイヤーを続けるつもりだ。

これが一番性に合っている。

「ひとつの事でも

 なかなか思うようには

 ならぬものです

 だからわたしは

 ひとつの事を

 一生けんめい

 やっているのです」                         みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ