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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材紹介会社も経営者の舵取り次第です」

「人材紹介会社も経営者の舵取り次第です」

多くの人材紹介会社が続々とオフィスの拡張移転をしている。

大阪などへの新規出店の話も多い。

業績が良い人材紹介会社が多い証拠だ。

そして有難いことに

ご要望に応えられないほど多くの求人を依頼されている。

人材が全く足りない需要過多の状況が続いている。

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)経験者だけでは充足できないので

新卒や中途の未経験者採用に踏み切っている人材紹介会社も多い。

特に、IT・Web系や建設・土木系

ヘルスケアや医療系に強い人材紹介会社の躍進が凄い。

また、一度は撤退・縮小した人材紹介事業に再度注力する会社も現れている。

このような時期は

経営者の舵取りが特に重要だ。

色々な経営者がいる。

1 とにかく目先の売上を上げる。

  景気が悪くなったら、またリストラする。

⇒ このような無策な経営者は応援したくない。

2 目先の目標より大きな目的やビジョンがあって

  それに向かって果敢にチャレンジする。

⇒ 勢いと志を買って応援したい。

3 目先の売上はそれなりに上げるが

  アクセル全開にはしない。

  常にブレーキを踏めるように用心しておく。

⇒ 堅実な経営者

4 景気にかかわらず筋肉質で体脂肪の少ない経営に徹する。

⇒ 元気がない経営者

何と言っても2009年の大不況・大リストラを経験したので

経営者も学習している。

私が見ている範囲では

上記2&3 の経営者が多いと思う。

要するに

いずれ景気が悪くなることも想定した上で

大きな目標に向かって用心しながらチャレンジしている会社が多いと思う。

攻めと守りのバランスを取ろうとしている。

保守的に好機を見送ってしまっては

競合他社に負けてしまう。

しかし、過剰投資をすれば

いずれはリストラを迫られる。

ある意味で、「経営は博打(ばくち)」 だ。

経営者に決断力が求められるのは 「博打(ばくち)」 だからだ。

「博打(ばくち)」 は引き際が大切だ。

悪くなる前に勝ち逃げできる決断力だ。

大変少ないが

見事に勝ち逃げする経営者もいる。

結局 「欲張り過ぎない、浮かれない、さぼらない」 これが大切だ。

「博打(ばくち)」 をやらない私が偉そうに言う資格は無いが

人材紹介業界が同じ失敗を繰り返さないことを願う。

「張りすぎてもだめ 

 たるんでもだめ 

 ちょうどいい

 あんばいが

 一番いい」                                   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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