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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「国内紹介会社との競争、リクルーターとの競争、外資系大手紹介会社との競争」

「国内紹介会社との競争、リクルーターとの競争、外資系大手紹介会社との競争」

ここ数年、大量採用企業が人材紹介会社から

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)を

引き抜いているという話を聞きます。

採用代行会社からも引き抜いているみたいですね。

特に大手外資系企業ですかね。

これって自社でリクルーターを抱えて

エージェントに払う採用FEEを抑制する

という目的ですかね。

採用FEEよりも自社で社員を抱える方がコストがかかると思うのですが。

ソーシャルが発達して容易にターゲット人材にリーチできるようになったから

エージェントを使う必要性が下がったということですか?

自社のリクルーターに

月3人GETしろとか、5人GETしろとか

目標設定するんですよね。

ただ、業績が良くて大量採用が続く間はいいですが

業績が悪化して採用枠が減ったり

逆にリストラ(人員削減)になった時はどうするのでしょうか?

その場合でも、リクルーターの雇用は守られるのでしょうか?

外資系企業がそんな甘いわけないですよね?

私の知人も数人、リクルーターとして働いていますが、どうなるかなー?

先日、心配して一人に電話して聞きました。

適度に緊張感を持ちながらも楽しくやってました。

私:「目標とかあるの?」

知人:「ありますよ。

    Qで10人ぐらい決めないといけません。

    プレッシャーはきついですよ。」

私:「大変だね。

   どうやって人材探すの?」

知人:「社員の紹介やソーシャル

    それから自社への直接応募の人も面接します。」

私:「しかし、Q10人も決めるとなると

   自分でエージェントやった方がもうかるだろう?」

知人:「いやー、やっぱり自分でやるより

    有名企業の社名を出すと会いやすいんですよ。」

私:「なるほど、それはそうだね。

   エージェントだと敬遠されるもんね。」

知人:「だから、結構な人脈づくりができますよ。

    社外のキャンディデートだけじゃなくて

    社内の人脈もできます。」

私:「なるほど、それはいい財産になるね。」

知人:「はい。仕事をしながら自分の人脈づくりができます。」

私:「しかし、採用活動が続く間はいいけど

   採用が減ったりリストラになったらどうなる?」

知人:「私たちは真っ先に切られるでしょうね。」

私:「そうだよな、採用だけやる人は切られるよね。」

知人:「多分またエージェントに戻るでしょう。」

私:「そうだよな、絶対エージェントに戻るよね。

   または、他の景気の良い会社の人事に転職するかだね。」

知人:「リクルーターをやると人脈ができるので

    私はまたエージェントに戻ると思います。

    今はその時のための準備期間みたいなものですよ。」

その後、この後輩は予定通りエージェントに戻りました。

と思ったら、間もなくまたリクルーターに戻りました。

「今度は契約社員ではなく正社員として雇用したい」

と強く呼び戻されたようです。

うーん、確かに諸外国と比較すると

日本のエージェントFEEは高いです。

欧米で20%前後、シンガポールで15%とか言ってたかな?

年収の35%なんていう国はありません。

要するに、日本はもうかるのです。

だから、外資系の人材紹介会社がどんどん参入してくるんです。

昨日も外資系大手ヘッドハンティング会社の

アジアパシフィックとトップと日本法人の社長に呼ばれて

1時間半も日本の人材紹介市場に関する質問を受けました。

「日本は世界で一番魅力的な市場だ。

外資系企業ばかりではなく

今後は日本企業を本気で開拓したい。

そのためにはどうしたらいいか?

そして将来はリクルートを追い抜く。

いずれ、日本法人の社長は日本人にやってもらう。

我々は本気だ。

是非、我社のパートナーとして手伝ってほしい。

今後はQに1回、ミーティングをしよう!!」

このように、かなり気合が入ってました。

国内の人材紹介会社同士の競争。

大手企業のリクルーターとの競争。

そして、大手外資系ヘッドハンティング会社との競争。

益々競争が厳しくなって大変ですね。

まー、先の事はどうなるかわかりません。

私は軽装備で楽しくやります。

「その場がきなけりゃわかんねえ」            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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