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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「大物課長が小物部長に吐いた爆弾発言」

「大物課長が小物部長に吐いた爆弾発言」

ある日のマネージャー会議でのやり取りです。

旧リクルートエージェントではなく

旧リクルートHR事業部の営業マネージャー会議です。

営業部長はKさん

営業課長は大先輩のAさんとBさんです。

K部長:「月末なのに部の目標まで3000万円足らないぞ。

     おいA、お前の営業所だけで1000万円以上ショートしてるぞ。

     どうするつもりだ?」

A課長:「そんな月末まで来て 『どうするつもりだ?』 と言われたかてねー。

     今月は済みません。

     来月頑張ります。」

K部長:「来月頑張ります?

     そんな事は聞いてない。

     今月はどうするつもりだ?」

A課長:「そんな殺生な。

     無い袖振れと言われてもなー。」

K部長:「わかった。

      A、お前、ベンツに乗ってるだろう?

      あのベンツを売って埋め合わせろ。」

A課長:「そんな殺生な。

      中古のベンツ売っても1000万円にはなりませんよ。」

B課長:「ちょっと待った!!

     Kさん、そんな事をAさんに言うなら

     あんたの家を売りなはれ!!

     あんたがAさんに言うてる意味はそういう事ですよ。

     部が3000万円足らないなら

     部長のあんたが自分の家を売ったらええ!!」

K部長:「なんだと?

     もう1回言ってみろ!!」

B課長:「そやから、あんたが自分の家を売りなはれ。」

K部長:「お前、誰に向かってそんな事を言ってるんだ!!」

A課長:「まあまあ二人とも。

     私がご迷惑をかけて済みません。

     来月頑張りますので

     何とか勘弁してください。」

B課長が言った事は正しいと思うが

いくらフラットな風土のリクルートでも

上司であるK部長にここまで言うとは凄い。

さすがに、リクルートに長居するつもりはなかったようだ。

その後、退職し独立開業。

東証一部上場も果たした。

現在は上場企業のオーナー経営者として

悠々自適の生活を送られている。

凄い人だ。

「自分が自分にならないで

 だれが自分になる」                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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