「面接は出逢いの場ですね」
最近、この考え方は大事だなと思っています。
数ヶ月前には
「そのような求人は私の志向に合わないので応募しません。辞退します。」
とおっしゃっていたキャンディデートが
「あの求人はもう無いですか?
やっぱり、少し興味があるので応募したいんですが・・・・・。」
と言ってくるケースがあります。
でも 「時、既に遅し」 なんですよね。
最初に応募意欲を喚起できなかった私も悪いのですが
無理に応募していただくのは好きではありません。
また、ご本人が本気で応募しなければ合格しません。
しかし、なぜ初めから自分の枠を狭めて転職活動するのでしょうかね?
最近、若い人にこの傾向が比較的強いですね。
「あー、その会社は結構です」
とか、ご友人や知人が在籍されているのか?
悪いウワサを聞いたのか?
さぞかし深く知っているかのように断られる事があります。
でも、自分で応募してみなければ、どんな出逢いがあるかわからないでしょう?
私自身の転職では
人材コンサルタントから薦められた会社は全て応募してきました。
だって、自分で足を運んで会ってみないと
どんな会社か?どんな経営者か?
わからないじゃないですか?
実際に人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)が
「とにかく応募してみてくれ」
と言うので
応募して内定辞退した会社の取締役とご縁ができて
お酒を酌み交わす関係になったこともあります。
こんな展開になることもあるわけです。
このように、面接を堅苦しく考えないで
人との出逢いの場だと考えると
人生の可能性が広がりますよね。
時間的な制約もありますから
さすがに10社、20社応募するのは大変ですが
3~5社ぐらいは喜んで応募しないともったいない気がします。
昔、一緒に仕事をした中川さんという人材コンサルタントがよく言っていました。
「内定してもないのに断ってどうするんですか?
内定して嫌だったら、その時に断ればいいじゃないですか?
自分でチャンスを狭めるなんて損ですよ。」
何でもかんでも応募しろという話ではなく
面接も人との出逢いの場と考えていただき
人生の可能性を広げていただきたい、という話です。
また 「面接は出会いの場」 と考えられる余裕のある人ほど内定する確率が高いですね。
そんな人ほど余裕があって人間的な魅力があるんでしょうね。
「その時の出逢いが
人生を根底から
変えることがある
よき出逢いを」 みつを
合掌。