「マイナスをプラスに変えられる人」
転職された方と入社1ヵ月後ぐらいにお会いして状況を機会が多い。
目的は幾つかある。
1 転職後の満足度を聞く。
もし大変不満で退職の可能性がある場合は早期に問題解決にあたる。
2 転職先(クライアント)の実態情報を入手し、新たに提案できる事はないか考える。
3 転職された方と中長期的で良好な人間関係をつくる。
副産物として、新たなキャンディデートをご紹介いただく事も多い。
我々がクライアントの経営者や人事の方から得られる情報は貴重だが限られている。
実際に入社された方からも現場の実態情報を収集し
次の紹介活動に生かすことは重要だ。
とにかく、お客様(クライアントや入社された人)を多面的に知る事だ。
しかし、入社後100%満足という方はほとんどいない。
クライアントも各社各様に課題があって当り前で
課題があるからこそ人材を採用しているのだ。
ポイントは入社された方が課題を前向きにチャンスと捉えるか?
ネガティブに捉えて元気を無くしてしまうか? である。
今週お目にかかった方は、前者だったので安心した。
転職前に勤務されていた会社と比較するとプラス面もマイナス面もある。
むしろ、今回の会社の方が課題が多いかもしれない。
しかし、課題を一つ一つ解決していけば、会社の中で中心的な役割を果たせるかもしれない。
前の会社では臥薪嘗胆、脇役を演じさせられていたのだが
今回の会社では主役になって
大きな貢献ができる可能性が十分にあるのだ。
「いろいろ提案したい事もありますが、まずは自分の業績を上げてから言います」
と、大人なお考えの持ち主である。
私には側面から応援する事しかできないが
入社された方にご活躍いただき
クライアントの状況が改善されることを願う。
「しあわせはいつも
自分のこころがきめる」 みつを
合掌。