「トップコンサルタントが辞めている」
最近、人材コンサルタント(キャリアコンサルタント)の欠員補充案件が多い。
トップコンサルタントが引き抜かれたり独立したりして辞めてしまったために
外部からコンサルタントを補充しようとする動きだ。
人材紹介会社も生き残りを賭けた戦いをしているので仕方のない現実だ。
事実、このようなリプレースは全産業で行われていると言っても過言ではない。
多くの大企業が希望退職を行いながらも
どうしても欲しい分野ではキャリア採用を行っている。
「人材ビジネスは成長産業だから、俺たちが現役の間は大丈夫だろう。」
などと思っていたら大誤算で
あっという間に過当競争の時代に入った。
「誰でもコンサルタント時代の終焉」 だ。
決して無くなる産業ではないが
限られたパイの食い合いとなり
楽して利益が出る事業ではなくなった。
過去が楽すぎたとも言える。
新卒入社3~4年目の20代の営業マンが年間1~2億円売れるなんて
普通のビジネスでは考えられない。
それも売上ではなく粗利益だ。
しかし、今はそんな簡単には行かない。
このような踊り場を何度も経験し
功罪含めて振り返り
永久に試行錯誤しながら
進んで行かなければならない。
終わりはない。
先週会った人は
「エントリーしても返事もよこさない紹介会社がある。
そんな業者でも成り立つのであれば
自分だったらもっと良いサービスができると思って人材紹介業を志した。」
と言っていた。
また、先日訪問した新規クライアントは
「100社程度の人材紹介会社を使っているが
一部を除いてサービスがお粗末過ぎる。
こんなお粗末な業界であれば
当社ならもっと良いサービスを提供できるだろうと思い
人材紹介業への新規参入を決めた。」
と言っていた。
ここまでお粗末と言われては、逆に奮起するしかない。
皆さん、バカにされないように頑張りましょう!!
「なやみはつきないな
生きているんだもの」 みつを
合掌。