「一隅を照らすという生き方」
最近、ある人からアドバイスを受けて
一体自分は何者なのか?
今の仕事を通じて何をしたいのか?
思いつくままにキーワードをどんどん書いて関係図を作った。
未完成ながら
それなりの関係図ができた。
格好いい答は、 「志ある人を志ある企業へ」
現実的な答は、 「それなりの人をそれなりの企業へ」
どっちも間違っていないと思う。
志だけあっても能力が伴わなければ
優良企業には入社できない。
また、能力はあっても
向上心のない人に成長企業を紹介しても続かない。
私は昔から大きな夢を持った事がない。
ただ毎日を自分らしく生きて自分らしく死にたい。
大きな夢や目標を持たなくても
規則正しい生活をして
毎日自分にできる事をコツコツやって
時には人に少し感謝されたりして
おいしい酒が飲めれば幸せだ。
「志が低い!!」 と怒られそうだが
それが自分の生き方だ。
高い志を持ち高い目標を達成したい。
そう思い実行できる人は立派だ。
そのように生きればいい。
「一隅を照らす」 という言葉が好きだ。
天台宗を開いた最澄の教えらしい。
だいたい、このような意味らしい。
■「一隅を照らす」
・「一隅を照らす」とは「これすなわち国の宝」といって、「社会の片隅でもよい、
必要とされる人物となれ」「縁の下の力持ちになれ」という意味で、
戦時中でも戦後にも国民的スロ-ガンとなって、かなりの方々が喋ったり書いたりしている。
・人間は、生まれながらにしてそれぞれの持ち場「一隅」を持っている。
そこで誠心誠意ベストを尽くすということが、「一隅を照らす」ということである。
・「一隅を照らす」人とは、今自分が置かれている場所や立場で、
ベストを尽くして照らすことのできる人、他者を光らすことができる人、
そして街や社会を明るく光らせることのできる人のことだそうです。
自分がどんな状況に置かれようとも、そこで専心してベストを尽くすこと、
それが自分を光らせるし、その光によって周囲の人や環境にも光があたる、ということです。
・今、自分が世の中に提供したいこと、すべきことを全力でする。
自分しかできないことや、自分だからできることを一生懸命にやる。
将来の心配なんかしなくったっていい。
自分が世の中のためになると思っていることを精一杯やる。
それでいいじゃないか。
「お前は常にベストを尽くしてるか?」 と言われると
そんな事はない。
常時ベストを尽くしたら続かない。
続かないと意味が無い。
ただ、お客様に相対した時
その瞬間瞬間は自分にできる事は全力でやる。
私は自分の身の丈で一隅を照らす。
私は土日も面談ですが
皆さん、今週も暑い中、大変お疲れ様でした。
「いちずに一本道
いちずに一ツ事」 みつを
合掌。