「タブーのない会社にしろ!!」
リクルートエイブリック時代の社長、岡﨑さんがおっしゃった事を書きます。
「タブーのない会社にしろ!! 会社にタブーがあっちゃならん。」
という事を常々おっしゃっていました。
私が勝手に解釈すると
1 思った事は何でも言える、指摘できる。個を尊重する。
2 立場・役職を越えて遠慮せず正面から議論する。悪い情報こそ早く伝えろ!!
3 セクハラやパワハラ、いじめ、派閥は撲滅。
というような事だと思います。
このような風土を創る事こそ成長の早道、いや唯一の道だと。
そのために社長は社内をうろつく。
社員を誘って誘われ飲みに行く。
気軽に話しかける。
愚痴も聞く。
つまらん話もする。
一緒にカラオケも唄う。
組織のヒエラルキーは、課長、部長、役員などあっても 「制度より風土」。
社風は極力フラットである方が良い。
フラットでなければ、若く優秀な人材の活力が失われる。
もし逆にタブーがたくさんある会社だったらどうなるか?
1 思った事でもはっきり言えない、指摘できない。個が尊重されない。
2 立場・役職の壁があり遠慮がある。正面から議論できない。「悪い情報は隠せ!!」 となる。
3 セクハラやパワハラ、いじめ、派閥などがはびこる。
このような会社は必ず長期的な低空飛行に入る。
社内に漂う淀んだ雰囲気によってモチベーションが下がり
社員一人一人の能力が発揮されず
やがてそれが組織全体に蔓延し
大した問題でもないのに
同じ所をグルグル回り結論が出ない会議に多大の時間を費やし
どんどん底なし沼にはまっていく。
ここまで来たら小手先の組織変更や人事異動などではごまかせない。
「先ず隗より始めよ。」
変えるべき、変わるべきは何か?
日常の小さな問題でも気がついたら
その人がすぐに変える。
なかなか難しいけど、やらなきゃ会社や社員の成長はない。
経営者は自ら意識的に
タブーのないオープンな風土醸成に努める事が肝要ですね。
「ほんとうのことが いちばんいい」 みつを
合掌。