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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「本音を見抜く直観力と観察力、洞察力」

「本音を見抜く直観力と観察力、洞察力」

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)には

直観力と観察力、そして洞察力が必要ですよね。

直感力とは

「説明や証明を経ないで物事の真相をこころでただちに感じること」

との解説があります。

これに対して観察力とは

「相手の服装、髪型、癖、顔色など、目に見える部分を細かく見る力
髪を切ったとか、昨日と同じネクタイだとか、今日は化粧が濃いとか・・・」

との解説があります。

そして更に洞察力とは

「観察した事柄から、相手の体調、心理状態など、目に見えない部分を見抜く(推理する)力」

との解説があります。

解説の中で印象的な言葉は

「真相をこころでただちに感じること」 = 直観力

「目に見える部分を細かく見る力」 = 観察力

「目に見えない部分を見抜く(推理する)力」 = 洞察力

という三点です。

皆さんは、この三点セットを全て持っていますか?

私の場合は全然ダメです。

特に 「観察力」 はゼロと言ってもいいです。

他人の髪型、ネクタイ、化粧など全く見ていません。

流行にも全く関心がありません。

洋服はユニクロばかりです。

例えば、予約したレストランに行く時も

途中の景色など見ていません。

テレビもコマーシャルは全く見ていません。

見たい番組は巻き戻して何度も見たりしますが

自分にとって必要なのはゴール(自分のその時の目的)だけで

それ以外のものには全く無関心で

ただ目に映像が流れているだけです。

全くメモリーされていません。

ただ、自分が好きなものや好きな映画などは何十回も見ます。

好きな食べ物なら1か月連続でも食べられます。

非常に興味関心の幅が狭いです。

その代り興味関心があるものは深掘りします。

オタクですね。

この事はいつも家内に指摘されています。

家内:「貴方は自分勝手で常に自分の目的にしか関心を持たず興味関心の幅が狭い」

と烙印を押されています。

私:「そんな事は最初からわかってなかった?

   だから俺は職人でマネジメント向きじゃないんだよ。

   逆に貴方の興味関心は幅広いけど

   何事も徹底的に深く追求する事はないじゃないですか?」

どうも結婚前は私が幅広く万能な人間だと勘違いしていたようです。

世の中はだいたい勘違いから始まりますよね。

話が脱線しましたが、私は 「観察力」 がゼロです。

では、 「直観力」 はどうですかね?

「観察力」 や 「洞察力」 に比べると少しはましかもしれません。

「武谷(たけや)さんは感性の人だ」 と言われます。

逆に 「理性の人ではない。大人じゃない。」 と言われているのと同じですが。

いずれにしても、どうも 「直観力」 に頼って生きているようです。

従って、 頼みの 「直観力」 で見誤ると 「観察力」 がゼロなので

最終的に 「洞察力」 でも見誤る可能性が高いという事になります。

実際に仕事でも

「あの人は最初に思ったのと違うタイプの人だった。

だから最後に内定辞退されたんだ。」

というような失敗を数多くおかしています。

職務適性が低いのでしょうね。

だから30年やってもこのレベルです。

疲れそうですが

意識的に 「観察力」 を高めるトレーニングが必要です。

最後にもう一度質問します。

皆さんの 「直観力」 「観察力」 「洞察力」 はいかがでしょうか?

仲の良い人とお互いに指摘し合うのもおもしろいと思います。

「一番わかっているようで

 一番わからぬ

 この自分」                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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