「大阪での益々の活躍を期待しています」
昨日、3年半前にクライアントにご採用いただいたAさんがご挨拶にお越しになりました。
Aさん:「ご無沙汰しております。」
私:「久しぶりですね。
今日はどうしたんですか?」
Aさん:「7月から大阪に転勤することになりました。」
私:「おー、そうですか?」
Aさん:「大阪でも頑張ります!!
本当に良い会社をご紹介いただき、ありがとうございました。」
私:「異動の内示を受けた時はどんな気持ちでしたか?」
Aさん:「はい、その場で大阪に行こうと思いました。
これもチャンスだと思いました。
それと同時にやり残した事もたくさんあると思いました。」
私:「決断がいいですね。
やり残した事とはどんな事ですか?」
Aさん:「二つあります。
一つは、最近有望な新人が入ってきたので何とか育てたかったという事です。
もう一つは、実績も上がりがっちりグリップできてきたクライアントとの取引を
もっと大きくしたかったという事です。」
私:「大阪でもできますよ。」
Aさん:「はい、新人教育用のテキストは睡眠時間を削ってドキュメント化しています。
社長にも内容を見てもらっています。
自分が学んだ事をちゃんと残して行きます。」
私:「偉いですね。
それはなかなかできない事ですよ。」
Aさん:「クライアントに関しては
大阪でもあらためて新規開拓を頑張ります。」
私:「関西の会社は、Aさんのように丁寧に粘り強く食い込んで行く営業マンを
好むと思いますよ。
一度食い込んだら長く深いお付き合いができるでしょう。」
Aさん:「はい、関西はまだまだ手がついていない会社が多いので楽しみです。」
私:「大阪で営業マネージャーになってください。」
Aさん:「はい、支社長や他のメンバーともチームワークで必ず業績を上げます。」
私:「ところで、最近の会社の雰囲気はどうですか?」
Aさん:「業績も目標も上がってきて以前より忙しいので
毎日のように飲みに行く事はできなくなりましたが
Q末の飲み会の出席率は相変わらず100%です。」
私:「雰囲気良さそうですね。」
Aさん:「新人が入ってきたら必ず歓迎会もやりますし
みんなでランチにも行きます。」
私:「定着率もいいでしょう?」
Aさん:「はい、私が入社してから3年半の間に二人しか辞めていません。」
私:「驚異的な定着率の良さですね!!
凄いな。
そんな人材紹介会社は他にありませんよ。」
Aさん:「はい、そこがうちの社長の人間力だと思います。」
私:「さすがですね。」
Aさん:「済みません。
日曜日なのに長時間お時間を割いていただき、ありがとうございます。
これ、奥様と一緒にお召し上がり下さい。」
私:「お気遣いいただき済みません。
ありがとうございます。」
Aさん:「武谷(たけや)さん、本当に良い会社をご紹介いただき、ありがとうございました。
あの時のアドバイスがなかったら、今日の僕はありません。
距離は遠くなりますが、今後とも宜しくお願い致します。」
私:「こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。
大阪で暴れてください。
期待しています。」
Aさん、わざわざ転勤のご挨拶にお越しいただけるとは
誠にありがとうございました。
私が関西に出張する機会があれば
是非飲みに行きましょう。
新天地での益々のご活躍とご多幸をお祈り致します。
「おかげさん」 みつを
合掌。