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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「どっちの会社を選びますか?」

「どっちの会社を選びますか?」

それぞれの人材紹介会社にも色々なワークスタイルがあります。

例えば、こんな対照的な2社があります。

1 毎日19時に帰れて土日出勤もなく、売上2000万円で年収600万円の会社。

2 毎日23時まで残業があり、売上3000万円でも年収500万円の会社。

普通なら上記1の方が良いと言う人が多いでしょう。

しかし、どちらの会社の社員にも満足している点と不満足な点があります。

(上記1の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の満足な点)

・残業が少なく休日出勤が無いので、プレイベートタイムが充実している。

・年収は悪くない。

・英語が上達する環境がある。

(上記1の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の不満足な点)

・トップダウンが強く上司に逆らえない。

・会社の根幹となる方針や戦略に現場の意見が反映されにくい。

・人事考課の基準が不明確である。

(上記2の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の満足な点)

・苦楽を共にできる良い仲間がいる。

・一緒に会社を大きくする喜びがある。

(上記2の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の不満足な点)

・心身の病で退職する同僚がいる。

・体力勝負なので、いつまで持続できるか不安がある。

(両者に共通する点)

・同業他社の労働環境を知らないので、自社の環境が良いのか悪いのか、わからない。

両極端な2社のようですが

こんな事例はゴロゴロあります。

結局は個人の価値観(モチベーション・リソース)次第ですよね。

働く人のモチベーション・リソースは大きく四つの集合に分けられるそうです。

1 組織型

・企業や業界のステイタス

・金銭的報酬

・地位・出世

・組織内の責任・期待

・組織目標や企業目的実現への貢献感

2 職場型(組織型の一部であるが、もっと身近な事が気になるタイプ)

・組織・上司の評価

・仲間との協働の喜び・人間的交流

・職場・仲間の評価

・協働的目標達成の喜び

・社内競争

3 仕事型

・仕事の目的(顧客・企業・個人にとって)

・仕事の社会的ステイタス

・仕事のプロセス(発見・工夫・自己表現・裁量度・リズム・手ごたえ)

・仕事の結果(達成感・手ごたえ・出来栄え・足跡)

・得られる報酬(経済的報酬・知識や技術・人脈・社会的貢献感)

・仕事の環境(立地・職場環境・道具・設備)

4 生活型

・家族の期待と応援

・生活が豊かになる実感

上記の四つの集合の中で

自分がどこに分類されるのかを知れば

自ずと選ぶべき会社もわかってくると思います。

「人生いろいろ 人材紹介会社もいろいろ」 です。

「梅の木に梅の実

 柿の木に柿の実

 それでよいのです」                   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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