「人を写真で判断するな!!」
先日、履歴書の写真がやたら怖そうなキャンディデートAさんにお会いしました。
アウトレージ系のヤバイ感じです。
髪の毛は少なく顔はパンパンに膨れて黒光りしています。
怖いメガメもかけています。
「この人、チャカでも持ってくるんじゃないか?
『貴方に紹介できる求人はありません』 と言った瞬間に
撃たれるかもしれない。」
と思いました。
そして、ついに面談の時が訪れ顔を合わせたら
「人の良いタコ焼きおじさん」 でした。
「おー、適当にのりが振ってあってソースを塗ったタコ焼きだ!!」
と思って気が抜けました。
Aさん、言いたい放題で誠に申し訳ございません。
ご出身も私がほとんど通学しなかった大学がある熊本という事で
懐かしく親しみやすかったです。
初対面であそこまで私をリラックスさせられる人はAさんぐらいです。
それぐらい人を安心させる味のある人柄です。
「アウトレージがいつの間にタコ焼きになったんだろう?
人を写真で判断してはいけないな。
でも待てよ。
Aさんは、どうしてあんなコワモテの写真を使っているのだろう?
書類選考で不利になるぞ。」
と思いました。
しかし、Aさんと話していると
「紹介する会社はX社しかない!!
X社ならAさんの良さを引き出してくれるかもしれない。」
と思えてきました。
「X社の社長さんはユニークな人だから
普通の写真よりこのままのコワモテ写真の方がいいな」
と考えてそのままの写真で紹介する事にしました。
一方、真逆の話で申し訳ないのですが
先日、グローバルサーチファームに営業に行ってきました。
パートナーがダンディーで大変格好いいわけです。
わかりやすく例えると
和製ジョージ・クルーニーです。
ロマンスグレーで上品な甘いマスクに高級なスーツがお似合いでした。
あこがれますね。
でも、Aさんも愛嬌があっておもしろいので
女性にもてると思います。
ジュージ・クルーニー以上でしょう。
Aさんみたいな人は美人にもてる典型的なタイプです。
美人はおもしろくてリラックスさせてくれる人が好きです。
しかし、Aさんは面談にわざわざ本物の写真貼付の履歴書をご持参されました。
「Aさん、実物は味があっていいですが、あの写真はやめた方がいいと思いますよ」
でも、本当に人を写真で判断してはいけませんね。
逆に実物より写真の方がやたら良い人もいますからね。
Aさん、失礼な事をブログに書いて、誠に申し訳ございません。
何卒ご容赦ください。
今後とも宜しくお願い致します。
「自分が自分にならないで
だれが自分になる」 みつを
合掌。