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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「釣り堀から一本釣りへ」

「釣り堀から一本釣りへ」

リクナビネクストエージェントネットワークやビズリーチのような釣り堀にも

時々 「おー!!」 というような人がいますよね。

釣り堀を利用して業績を上げている人材紹介会社は数多くありますし

結果として良いサービスを

クライアントやキャンディデートに提供できればいいと思います。

自力で優秀な人材をたくさん集めるのは大変です。

ただ、人材紹介会社の中には

毎月数百人から数千人を自力で集めている会社もあります。

会社のブランド力を高めて

特定の業界や職種の人たちに認知されて

集客を成功させている会社は少なからずあります。

一方で

会社自体のブランディングではなく

サイトのブランド力を高める事によって

集客を成功させている会社もありますね。

あえて社名を前面には出さず

「MRの転職ならお任せください」 とか

「●●地方の転職ならお任せください」 とか

「●●社への転職ならお任せください」 とか

自社の社名を出すより

職種や勤務地や人気企業の社名の方が刺さりやすいわけですね。

このように色々なアイディアが生まれる事は大いに結構だと思います。

集客は生命線ですからね。

しかし、本格的なサーチファームやヘッドハンティング会社に言わせると

「そんなのはアマチュアのやり方だ」

とバカにされる事があります。

「釣り堀から一本釣りへと時代は変わってるんだ。

 釣り堀でも幸運でストライクに当たる事もあるかもしれないけれど

 たまたまではダメなんだよ。

 やっぱり、一本釣りでないと本当にクライアントが満足する人材を

 ご紹介することはできない。

 一本釣りができるコンサルタントがプロであって

 釣り堀に頼っている人はアマチュアだ。」

と豪語される社長さんもいます。

まあまあおっしゃりたい気持ちはわかりますが

色々なやり方があってもいいじゃないですか。

例えば最近では

マクドナルドからベネッセに転職された原田会長のケースがあります。

この人事にも賛否両論あるようですが

例えば、この原田会長がリクナビネクストに登録して転職したとしたら

ぶっ飛びますよね。

「原田会長からスカウトメールに返信があったぞ!!」

そんなのあり得ないでしょう。

このような領域はやはりサーチファームの仕事ですね。

しかし、サーチファームに依頼して採用したから必ず成功するとか

登録型の人材紹介会社に依頼して採用したから失敗するとか

そんな単純なものではありません。

エグゼクティブ、管理職やスペシャリスト、若手ビジネスパーソン、新卒・既卒など

人材紹介会社は各々の強みを明確にして

「穴は深く掘れ。直径は自ずから広がる。」 

ですね。

「梅の木に梅の実

柿の木に柿の実

それでよいのです」                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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