「待ってるだけじゃダメ。リサーチャー採用と海外展開！！」

ハイエンドで優秀な人材を紹介している人材紹介会社の社長さんほど

「リサーチ機能の充実なくして我社の未来はない」

とお考えのようです。

先日、　「優秀なリサーチャーに会いました」　というブログに対して

多数の問い合わせをいただきました。

社長さん：「このリサーチャーの人を紹介してくれませんか？」

という内容がほとんどでした。

そして、そんなお問い合わせをしてこられる社長さんほど

優秀な方々ばかりです。

社長さん：「今は何とかなっても

　　　　　　　このままポータルサイトに頼っていては

　　　　　　　ジリ貧になるのは間違いない。

　　　　　　　もう待ってるだけじゃダメですね。

　　　　　　　リサーチ機能の充実なくして

　　　　　　　我社の未来はありません。」

このようにおっしゃいます。

もう一つの問題意識としては　「海外市場への取り組み」　です。

逆に言うと　「国内市場限界説」　です。

これも優秀な社長さんに共通した悩みです。

海外市場に取り組む糸口を探されています。

ただ、大手人材紹介会社のように

現地の人材紹介会社をバンバン買収して広げるというのは

資金的負担も大きいので難しいです。

そうなると最初は

「現地企業との業務提携から模索しようか？」

となるわけですが

組む相手を間違えると痛い目に合うので

事前に入念な調査が必要になります。

しかし、そうそう簡単に良いパートナーは見つかりません。

そうなると

自分で現地に乗り込んで

現地で生活しながら

色々な人と会って知識も吸収して

自分で立ち上げてみるというのが

実は一番確かな方法のような気がします。

実際に代表ＣＥＯ自ら

現地に乗り込んで立ち上げをされている

見習うべき事例もあります。

凄いバイタリティーだと尊敬します。

国内市場は若いＣＯＯに任せて

ご自分が新市場開拓を直接やっているわけです。

素晴らしいです。

ここでまた先人の教えに学びます。

「社員にまかせても良いような新事業は、

はじめから　『わが社の将来の収益』　など期待できない。」　　　　一倉　定

・新事業というものは、第一に、社長自ら身を挺してやるものだ。

世の中の社長の中には、新事業に自らはたずさわろうとせず、

他人まかせにする人がかなりいる。

難しい新事業は他人に任せ、自分は永年手慣れた事業の方をみている。

やさしい方を自分がやり、難しい方を他人にまかせるとは、いったい、

どういう了見なのだろうか。成功など夢の夢である。

社員にまかせてもよいような新事業は、はじめから「わが社の将来の収益」

など期待できないのである。

新商品・新事業の成否は、そのまま企業の将来の運命に直結する。

社長の役割が企業の未来をつくることにある限り、

社長自ら新事業に取り組み、総指揮をとるのが当たり前である。

「どろをかぶらずに

　ほんものの

　仕事はできぬ」　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。