「魅力がある人とは?」
何か一つ光る魅力がある人は内定率が高いです。
逆に魅力が相手に伝わりにくい人は
いい所まで行ってもなかなか内定が出ません。
魅力っていったいなんでしょうか?
昨日、ある人材紹介会社の経営者が
魅力に関してこんなコメントをしてくれました。
経営者:「武谷 (たけや)さん、普通に真面目ないい人ですが
何かこれといった魅力がないですね。
贅沢な事を言って済みません。」
私:「魅力ってどんな事ですか?」
経営者:「何か一つでいいんです。
以前ご紹介いただいた●●さんのような経験値とか
人や男としての魅力でもいいです。
何か決め手が欲しいですね。」
私:「決め手に欠けると?」
経営者:「そうです。
会って話して 『なんだかいい雰囲気だから採用しよう』 と思わせるような人って
いるじゃないですか?」
私:「それはいい男とかいい女とか
そういうルックスも含めて?」
経営者:「それもありますね。
この仕事はルックスとか雰囲気も大切じゃないですか?
美男・美女でなくても清潔感があって雰囲気がある人ですね。」
私:「否定はしません。
あとは、バイタリティーとか?」
経営者:「それも一つの大きな魅力ですね。」
私:「バイタリティーを表に出すタイプと
内に秘めるタイプがいますが?」
経営者:「それはどちらでもOKです。
内に秘めるタイプの人でも実は大変負けず嫌いな人もいますし
表に出すタイプでも見かけ倒しの人もいますから。」
私:「その他にはロジカルな人とか?」
経営者:「そうですね。
嫌味なくロジカルな人がいいです。」
私:「そうですね。
理屈っぽい人は敬遠されますからね。」
経営者:「おもしろい人もいいですね。」
私:「え、芸人みたいな人ですか?」
経営者:「はい、芸人さんも歓迎しますが
味のある人がいいですね。」
私:「味のある人、いいですね。」
経営者:「なんかアナログで贅沢な事ばかり言って済みませんが
武谷(たけや)さんが会って
魅力があると感じた方であればどんどん紹介してください。
必ずお会いしますので宜しくお願い致します。」
私:「わかりました。
ありがとうございます。
引き続き宜しくお願い致します。」
普通に真面目な人に粉を振りかけて
味のある人に見せるのは難しいですが
人それぞれに個性があって
どこかに魅力が潜んでいると思います。
思い出深いエピソードなど
具体的な出来事を意識的に聞き出して
潜在化している魅力を顕在化したいと思います。
「名もない草も実をつける
いのちいっぱいの花を咲かせて」 みつを
合掌。