「人の信頼度はどこに現れるか?」
昨日の「信頼できる人を紹介してくれ」というブログにも関連する話です。
いったい人の信頼度はどんな所に現れるのでしょうか?
人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の仲間内で
一番よく話題になるのは
「レスが早いキャンディデートは信頼できるし決まるよね」
「レスが遅いとかレスが無いキャンディデートは困るし信頼できないね」
という話です。
レスが無いのは論外ですが
レスが遅い人は人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)適性が無い
と言わせていただきます。
少なくとも人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)経験者であれば
レスの早さがいかに重要かはわかるはずです。
未経験者でもビジネス経験があれば
レスの早さの重要性はわかると思います。
レスが遅いとご紹介先のクライアントに対して返事ができませんので
大変迷惑をかけてしまいます。
また、普通にやり取りをしていたのに突然レスが無くなる人もいます。
・転職するのをやめた。
・別のルートで転職先が決まった。
・こちらのサービス内容に対して頭にきた。
理由は率直におっしゃっていただいて構いませんのでレスしてください。
電話やメールでの連絡に対して何もレスしないというのは勘弁していただきたいです。
加えて、「時間を守るか?」 という部分にも信頼度が現れます。
「面談時間に遅れる」 とか 「面接をドタキャンする」 とかです。
理由によっては仕方ない時もありますから
時間を守れそうもない時は1本連絡をしていただければいいです。
できれば、メールではなく電話で連絡してください。
「●●●の理由で遅れます」 とか 「●●●の理由で面接日時をリスケしてください」 とか。
あとは、「面談時の態度」 とか 「面談時やその後のやり取りの中での話の内容」
というアナログな部分にも信頼度は現れると思います。
話し方や聞き方の真剣さ、姿勢、視線、落ち着きなどに現れます。
もちろん、「履歴書や職務経歴書の書き方」 という部分にも現れるでしょう。
経歴や業務内容が読みやすく簡潔にまとめられ
過去の実績や達成率などの数値がきちんと書かれてあると
仕事に対する責任感や思い入れが伝わってきて
それだけで信頼度が上がります。
ただ、職務経歴書は多くても3枚まででしょう。
4枚、5枚は書きすぎだと思います。
しかし、これは信頼度と言うより
「まとめる力の問題」 かもしれません。
それから時々数か月前の履歴書や職務経歴書を送ってくる人もいます。
ちゃんとアップデートしていただかないと
長期間転職活動をしているのに決まらないと思われて書類選考で不利になります。
上記のように、厳しいようですが
・レスの早さ
・時間を守るか?
・面談時やその後のやり取りでの態度や話の内容
・履歴書と職務経歴書の内容
これらを総合判断して信頼度がある程度わかると思います。
偉そうに 「完全にわかる」 などとは考えていません。
独断や先入観で判断するのは危険なので注意しなければいけません。
客観性を忘れない事が大切だと思います。
必要に応じてレファレンスチェックも実施させていただきます。
もちろん、ご本人の了解を得ず勝手に実施する事はありませんのでご安心ください。
「トマトがトマトであるかぎり
それはほんもの
トマトをメロンに
見せようとするから
にせものとなる」 みつを
合掌。