「財務面から評価した優良企業ランキング」
東洋経済から下記のランキングが発表されました。
最新版 「新・企業力ランキング」 トップ200
2014年版・財務面から見た、企業の真の実力
岸本 吉浩 :東洋経済(CSR調査、企業評価担当)
(財務力が重要な理由)
「年も明け、就職活動が本格化し始めた。
今年の就活のキーワードは「ホワイト企業」。
労働条件がよいホワイト企業をいかに選ぶか、あちこちで喧伝されている。
しかし、新卒3年後離職率、残業時間、有給休暇取得率など、
就業状況を表す指標だけで「会社選び」をするのは非常に危険だ。
そもそも企業は利益を上げるために存在する。
「貧すれば鈍する」という言葉があるように、
業績が悪化し財務的な余裕がなくなると、最低限のことだけしか考えなくなる。
たとえ今はホワイト企業でもあっという間にグレー企業、そしてブラック企業となってしまう。
財務力の充実はすべての企業活動の基本となる。
財務をベースにした企業の力は、命の次に大事なおカネを託す株式投資の銘柄選びはもちろん、
いちばん大事な人生を賭ける就職先選びでこそ、まず最初に見るべきであろう。
さて、この財務データを基に企業の真の企業の力を探ろうというのが、
東洋経済が毎年作成している「新・企業力ランキング」だ。
成長性、収益性、安全性、規模の4つのカテゴリーで合計20の財務指標を3年平均し、
多変量解析の「主成分分析」で相対評価を行い、
それぞれ500点から1000点の間で得点化し、それらを合計して総合ランキングを作成した。
ランキング対象企業は2013年9月1日時点で上場している一般事業会社
(銀行、証券、保険、その他金融は除く)のうち、
主成分析用の財務データが取得可能だった3330社だ。」
(ベスト10)
1 国際石油開発帝石
2 ファナック
3 ヤフー
4 デンソー
5 グリー
6 NTTドコモ
7 キヤノン
8 コマツ
9 ディー・エヌ・エー
10 武田薬品工業
オールドエコノミーの中に、ヤフーやグリー、ディー・エヌ・エーなど
新興企業もランク入りしているのが光明ですね。
(人材系企業)
15 リブセンス
49 JACリクルートメント
70 エス・エム・エス
154 アルバイトタイムス
179 キャリアデザインセンター
183 ヒト・コミュニケーションズ
私が見逃している会社があったら、誠に申し訳ございません。
確かに私が在籍していたリクルート人材センター(現:リクルートキャリア)も
業績が良かった時は大変アットホームで定着率の良い会社でしたが
3年連続赤字になったバブル崩壊時(1990年代前半から半ば)には
450人の社員を150人に減らす結果となり
その時期は急転して雰囲気の悪いブラック企業に転落しました。
身を持って
「経営はきれい事ではない。利益を出さないと駄目だ。資金繰りが悪化したら終わりだ。」
と思い知らされました。
自分のモチベーションも下がり転職活動もしました。
左遷もされましたが
あの時に辞めた300人の事を思うと
管理職として全く責任を果たせなった自分を恥じます。
結局、自分は残ってメンバーを切った事に対しては
何も言い訳ができません。
直接会う事はなくなっても
当時のメンバーが元気で活躍しているという情報は励みになります。
「にんげんはねえ
追いつめられると
弱いもんだな
ひとごとじゃない
自分のこと」 みつを
合掌。