「見切りも肝心、思い込みも肝心」
昨年末、元キャンディデートのAさんからご紹介いただいたBさんが内定しました。
Bさんが数ヶ月がかりでつかんだ内定だったので
私も大変嬉しかったです。
Bさんに初めて会った時
「この人は必ずどこかに決まるはずだ」
と思いました。
雄弁な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)ではありません。
むしろ、地味ですが真面目で誠実な人柄がにじみ出ていました。
「人から信頼される人だ」
と思いました。
しかし、その後の面接では緊張のあまりなかなか実力を発揮できず
惜しいところで内定を勝ち取れませんでした。
Bさんも大変悩んだと思います。
「人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の道を断念しようか?」
とまで思ったようです。
そんな折、クライアントA社様のM部長が面接していただける事になりました。
M部長も大変誠実で人柄の良い方です。
期待した通り
M部長はBさんを高く評価してくださり
今回の成約に至りました。
M部長:「やる気があって誠実な人なら私が責任を持って育てます。」
男気を感じました。
M部長、誠にありがとうございます。
Bさんも本当に良かったですね。
いただいた年賀状に書かれていたように
「精一杯飛躍」 されてください。
今回のように
「この人は何としても決めたい!!」
という思い込みはこの仕事の醍醐味でもあり肝心な事です。
一方で
「この人は何か変だぞ。本当の事を話しているのかな?」
などと違和感を覚えることもあります。
そんな場合は
先方様も私に違和感を覚える事が多いでしょう。
このような場合は
早めに見切りをつけて決して深追いしないようにします。
所詮、 「人対人のビジネス」 です。
お互いの信頼関係が構築できなければ
決まる人も決まりません。
他のエージェント経由で決まった方がその人のためです。
従って
「見切りも肝心、思い込みも肝心」
という事です。
この見極めのさじ加減によって大きな業績の違いが生まれます。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが逢うことから
はじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。