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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「貴重な二通のハガキ」

「貴重な二通のハガキ」

一昨日、貴重な二通のハガキが同時に届きました。

一通は7年前のキャンディデートからの喪中ハガキです。

もう一通は5年前のキャンディデートからのご結婚報告のハガキでした。

ハガキの内容は対照的ですが

以前のキャンディデートからこのようなハガキをいただけたのは

大変有難く感激しました。

こんなプライベートなハガキをいただけるなんて

大組織で働いていた時にはほとんどない話でした。

もちろん、内定された方からお礼にと

お菓子やハンカチなどをいただいた事は何度もありました。

ただ、喪中ハガキやご結婚報告のようなプライベートなハガキは

いただいた記憶がほとんどありません。

むしろ

「年間1万人決めよう!!」 とか

「100億円売り上げよう!!」 とか

「マスマーケットをいかにして獲得するか?」 という事を主に考えていました。

これはこれで楽しくもあり

貴重な経験だったと思います。

現在も市場全体をある程度鳥瞰できるのは

昔の経験があればこそだと思います。

ただ、今はマスマーケットの世界から離れて

「組織対市場」 ではなく 「個人対個人」 という関係を重要視しています。

実際、私は一人ですし

対クライアントであれ

対キャンディデートであれ

「個人対個人」 のお付き合いを大切にするしかありません。

しかし、この個別のお付き合いが

お一人との接点に留まらず

実はどんどんつながっていく醍醐味を感じています。

特定の市場を長期間に渡り深耕すると

点が線になり線が面になっていきます。

これは昔

通信業界に特化したエグゼクティブサーチをやった時にも感じた事です。

どんな大きな市場でも

それを形成しているのは

一人一人の人間であり

まさに個人です。

私は現在の大手人材紹介会社こそが

市場を大きな塊(かたまり)として見るのではなく

市場を形成している個人にもっとフォーカスして

サービスを再構築する必要性を感じています。

済みません。

余計なお世話ですね。

大手人材紹介会社のザルから漏れたクライアントやキャンディデートを

一社でも一人でも多く

こちらで成約に結び付けます。

相互補完関係ですね。

「間口をひろげると 奥行は浅くなる」          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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