「いさぎよく税金を払いましょう」

今年は会社設立８年目だったのですが

初めて税務監査が入りました。

だいたい５年に１回程度入るみたいですね。

税務署の人が来て

過去３年分の全て書類を精査して

お金の出入りを調べられます。

お金の用途も聞かれます。

税理士の先生も立ち合いのもと

２日間かけて調べるとの予定でした。

しかし、

「小さな会社なのに大変しっかり管理されていますね。

こんな会社は珍しいですよ。」

と感心され１日で終わりました。

私が細かい性格なので

全てのお金の出入りをデイリーでインプットして管理しています。

契約書や請求書は全て私が作成しファイリングもします。

売上と経費管理の表、資金繰り表も作成しています。

ペンシルの芯や消しゴム、ホッチキスの針など細かいものも

全て自分で買いに行きます。

他に誰もやってくれる人がいませんし

自分でやると一番会社の実態がつかめるので

今後も他人に頼むつもりはありません。

そして稼いだ分は

いさぎよく納税するしかありません。

「納税は国民の義務」　です。

ただ、人材ビジネスの会社は一時納税漏れが多かったようで

数年前は摘発された業界の上位３位に入っていたようです。

狙い撃ちされた人材紹介会社も少なからずあるのではないでしょうか？

でも、摘発されてから延滞金やら重加算税などを払うより

初めからいさぎよく払った方がいいですね。

納税は社会貢献ですからね。

あとは政治や行政が正しく税金を使ってくれる事を願います。

先日、設立わずか数年で億以上の利益を出している

人材紹介会社の敏腕社長さんと飲みました。

社長：「武谷（たけや）さん、売っても売っても貯金は増えませんね。

　　　　結局、今年も昨年の税金を払ってばかりいますよ。」

私：「そうですね。

　　　私もそれを税理士の先生に質問しましたが

　　　『貯金はなかなか増えない税制になっています。

　　　もし億単位の貯金を持っている人がいるとすれば

　　　上場でもしていないかぎり、何か悪い事をしている人ですよ。』

　　　と言ってました。」

社長：「そうですよね。

　　　　それでもいいですよ。

　　　　僕はちゃんと税金を納めたいんですよ。

　　　　健全な経営をして社会に還元したいです。」

うーん、さすが立派な社長さんだと思いました。

こういう立派な社長さんに会うと

この業界も捨てたものじゃないとホッとします。

社長、なかなか採用面でのお役に立てていませんが

必ず実績をつくりたいと思っていますので

引き続き宜しくお願い致します。

「おかげさん」　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。