「気持ちよい社会にするためにできる事」
先日、ポーターズ社の平田さんから良い話を聞きました。
平田さん:「武谷(たけや)さん、今日ここに来るまでの地下鉄で
とても良い光景を見ました。」
私:「どんな光景ですか?」
平田さん:「途中で大きな荷物を持ったおじいさんが乗ってきたんです。
席は一つ空いていたのですが、大きな荷物があるせいか
入口の角に立って座ろうとしないんです。」
私:「ほほ、気になりますね。」
平田さん:「そうなんです。
どうしようかと思っていたら
若い女性がおじいさんに近づいて『座ってください』と。」
私:「偉いですね。」
平田さん:「ところが、おじいさんは
『大きな荷物があるから座らなくてもいいです』
と言って断ったんです。」
私:「そうですか、おじいさんも周囲の人に気を遣っていたんですね。
おじいさんも偉い!!」
平田さん:「そうなんですよ。
でも、若い女性はそれからどうしたと思いますか?」
私:「わかりません。」
平田さん:「『荷物は私が持っていますから、どうぞ座ってください』 と言ったんですよ。
その言葉を聞いて、おじいさんは座りました。」
私:「すごいですね!!」
平田さん:「はい、あんな若いのに立派だと思いました。」
私:「立派ですし、それを超えて何か信念を感じますね。」
平田さん:「はい、今日はとても良い光景を見られて気持ちよかったです。
みんなが、あの若い女性のような行動を自然にできるようになったら
日本はもっと良い国になると思います。」
私:「そうですね。」
平田さん:「私も率先してそのような行動をとりたいと思います。
世の中の社長とか部長とか偉い人が率先して
若い人にお手本を示さないといけないと思います。」
私:「同感です。
私も頑張ります!!」
一人一人が当事者意識を持って日々の行動を変えれば
社会は必ず良くなると思います。
「お・と・し・よ・り」 を大切に。
「うつくしいものを
美しいと思える
あなたのこころが
うつくしい」 みつを
合掌。