「脱落者が起業して威張るな!!」
特に人材紹介業界は多くの人が脱サラして独立しています。
中には独立して威張っている人もいます。
「俺には独立してもやっていける実力があるんだ」
みたいにですね。
私は
1000人に1人、1万人に1人
そういう凄い人もいると思いますが
その他の人は勘違いだと思うのです。
多くの人が言います。
「俺は昔から独立して会社を経営したかった」
とか格好いいですよね。
しかし、実態は多くの場合
「サラリーマン脱落者」
だと思うのです。
「サラリーマン組織で出世できなかった」
または
「ある程度のポジションには上ってきたけど限界を感じた」
というのが大半じゃないですか?
ここをごまして自分の長所だけ話しても駄目です。
「俺には能力が足りなかった」
「俺には努力が足りなかった」
「俺はメンタルが弱かった」
「俺は人望がなかった」
何でもいいのですが
自分なりにサラリーマンから脱落した総括をしておかないと
キャンディデート(サラリーマン)に会った時
その方を尊敬する気持ちが持てないでしょう?
逆に
「いつまでも会社組織を飛び出せないようでは駄目ですね」
なんて失礼な事を言ってしまう可能性があります。
孫さん、三木谷さん、藤田さんクラスまで行くと
「うん、確かにスケールが全然違う」
とは思いますが
彼らだってこれからどうなるかわかったものではありません。
それぐらい既得権益を持ったオールドエコニミーが支配する経済界で
戦い生き残るのは容易じゃないのです。
その点、時代背景は違いますが
HONDA、ソニー、京セラなどは別格のベンチャー企業であり
創業者はホンモノの起業家だと思います。
最終的な価値は 「雇用規模」 と 「納税金額」 だと思うのです。
これは
「顧客に受け入れられた」
「実質的に社会に貢献・還元した」
という証ですからね。
多くの 「雇用」 と 「利益」 を生み出している企業は素晴らしいです。
私のような個人事業主には想像も及ばない素晴らしさです。
第二・第三のHONDAのような企業を見つけて支援するのが
人材紹介業の役割だと思います。
「銀行も同じ役割を担っているはずだ。
不良債権穴埋めのために注入した公的資金(税金)を倍返ししろ!!」
と言いたいです。
銀行マンもハードワークで大変でしょうが
使命感を持ったサラリーマンとして頑張りましょうね。
「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」 みつを
合掌。